【第125回生・第126回生卒業記念レース】　男子卒業記念レースを戦い終えて

3月5日(火)から２日間にわたって伊東温泉競輪場では卒業記念レースが開催された。 卒業記念レースを走り終えた中嶋響（大阪・21歳）に話を聞いた。

ここでピックアップしたいのは125回生で最下位の72位に甘んじてしまった中嶋響候補生(大阪)。悔しい心の内と、先を見据えた話をしてくれた。

「兄は119期の樹です。自分も兄と同じ陸上をやっていて、その流れで高校を卒業してから一度適性試験を受けてみようと受けたんです。それで受かったのは良かったのですが、明らかに自転車経験がある技能組との力の差は凄く感じましたね。それからは自転車漬けの日々を送り、第2回トーナメントでやっと勝負できるような感覚が出てきて差も詰まってきたかなって。経験が少ない分、今後はタイムも大事ですが、レースに対する組み立ての技術を磨きたいですね。デビューからは先行主体にやって、その時に持てる力を出し切れる様に頑張りたいですね」。