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3月5日(火)から2日間にわたって、伊東競輪場で『日本競輪選手養成所・卒業記念レース』が開催される。 八角記者オススメの2名の候補生のインタビューを紹介する。 1人目は125回生・中石奏(北海道)
125回・男子選手候補生
中石 湊(なかいし みなと) 19歳
・出身 大阪府大阪市
・出身高校 私立 函館大谷高校
・師匠 大森慶一(88期)
・登録予定地 北海道
第2回、3回 ゴールデンキャップ獲得
――競輪選手を目指すキッカケは?
陸上競技を小学4年から9年間やっていたけど、腰の怪我をしてから病院の待合室で進路を考え直すことが多くなりました。
ふと、自転車をやってみたいと思ったんです。偶然にも僕の親と大森慶一さんが知り合いだったこともあり、弟子入りを志願。
慶一さんのお父さんが函館大谷高校でコーチをされているということで、函館に環境を移すことを決めました。
――ご自身の長所、ストロングポイントを教えてください。
ダッシュ力。あとは、トップスピードに乗せてからの維持力には自信があります。
――今後の課題はどんなところでしょうか。
自分は競技で1㎞タイムトライアルやスプリントをやっていたこともあって、人と一緒に走る経験があまりなかった。
なので、団体で走る時に大切なレースの中での判断力、レース勘(組み立て、戦術センス)をもっと磨いていきたいです。
――中石選手の描く「競輪人生」を教えてください。
養成所を卒業後、今後もナショナルチームでの活動を続ける予定です。
自転車競技での目標は、1㎞タイムトライアルはオリンピック種目ではないので世界選手権で優勝すること。
あとは、スプリントかケイリンでオリンピックで金メダルを獲得することを目標としています。
競輪では、KEIRINグランプリで優勝して、連覇することです。
★ここに注目!
高校から自転車競技を始め、1㎞タイムトライアルで高校選抜、インターハイ、国体で「高校3冠」を達成。また、ジュニア時代から国際大会でも競技実績を残した。
国内外問わず数多くの大会で、優勝や新記録を樹立してきたスター候補生・中石。養成所でも2度のゴールデンキャップ獲得と素質は本物。
世界に羽ばたくスプリンターに注目だ!