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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 Championship」の「フォースクォーター・ラウンド39」が24日に最終日を迎える。準決勝に駒を進めた注目選手のインタビューを紹介する。
▼準決勝A 鈴木浩太
「(デイレースは)キツかった、いつもより脚にきている。直接的な要因はハッキリとは分からないけど、直前まで練習を追い込んでやっていたので疲れもあるのかもしれない。(ナイトは)初手が3コースだったのは大きなアドバンテージ、前後をみながらレースを運べるので。脚のキツさは感じなかったので状態は大丈夫そう。仕掛けどころを逃さず頑張ります」
前回のラウンド32で約1年3ヶ月ぶりに自身3度目の優勝を飾った鈴木。勝負どころで躊躇せず仕掛けられるタイプだし、冷静な立ち回りで先行と捲りを使い分けて準決勝突破を目指す。
▼準決勝B 堀江省吾
「タイム的にデイは前半も後半も上がり10秒6、10秒6のペースで走れている。根田空史さんや河端朋之さんレベルだと敵わないですけど、組み立てさえミスをしなければ行けると思う。準決勝も油断せず、しっかりと走りたい」
堀江は優勝候補筆頭で、自身が持つPIST6最多優勝記録『9回』を伸ばすことができるか注目が集まる。抜群の安定感を誇る堀江に死角らしい死角は見当たらないし、準決勝も順当にクリアして最多王者としてライバルたちを迎え撃つ。
▼準決勝C 黒瀬浩太郎
「デイ、ナイトともに行けるところから仕掛けられている。初めて同あっ旋になった堀江さんは、やっぱりすごい。2周ガマシで上がりが『10秒6』は力が抜けていますね。カマシのスピードもすごいし、最後まで踏み上がっている。僕は同じ2周ガマシでも11秒フラット、間近で堀江さんの強さを感じました。まずは準決勝を突破しないことには堀江さんとの対戦も初優勝も叶いませんから、気を引き締めて」
準決勝は名門・鹿屋体育大の先輩にあたる徳田匠をライバル視。「先輩に負けたくない!」と闘志を燃やす。趣味はポケモンゲームだという黒瀬。有名な決め台詞を借りて“初優勝ゲットだぜ!”のポーズを決めてくれるお茶目な一面も。