アオケイ・小田競・中部競輪・競輪研究4紙合同の競輪サイト
フリーアナウンサーとして活躍中の星野めぐみさんが注目選手をピックアップして独自の目線でインタビュー!!
今回は奈良競輪開設73周年記念春日賞争覇戦(2月22日~25日)に出場する、松谷秀幸選手(96期・神奈川)にお話を伺いました。
-星野「今年一つ目のG1・全日本選抜競輪で、自身初めての決勝選出をされました。振り返ってはいかがですか?」
-松谷「ずっと目標にしていたG 1の決勝戦でしたが、緊張せず走ることが出来ました。
まずは、ラインの仕事をしっかりしようと走りましたが、終わってみれば3着までに入りたかった気持ちもありますね」
-星野「師匠の佐々木龍也さんからは何か言われましたか?」
-松谷「ここがスタートだと思って頑張れ!と言われました」
-星野「2023年の12月は、向日町・久留米と立て続けに優勝して、年末くらいから状態も良かったんじゃないですか?」
-松谷「そうですね。練習自体はそんなに変えてないんですが、数少ないチャンスが来た時にいかに勇気を持って走れるかがポイントだと思ってやっています。気持ちが前向きになれば、レースでも前向きに仕掛けることが出来ますから。その辺りが出て来たのかもしれませんね」
-星野「師匠の佐々木さんは、チャンスを活かすために「運」をうまく育ててほしいとおっしゃってるって話を聞いたことがあります」
-松谷「競輪は速いものが勝つだけではなく、我慢強さとかメンタル面などトータルで強いものが勝つとおっしゃっていますね」
-星野「そのためにやってることって何かありますか?」
-松谷「日々ストレスを溜めない事とかも大切ですが、私生活の些細な事にも気をつけています。例えば、トイレのスリッパを並べるとか、水回りを綺麗に使う、汚れていたら拭く、そんな事です。
表面的には分かりにくい事ですが、流れはほんの少しの差で変わりますから、小さな事でも積み重ねる事がチャンスを掴むには大切だと思っています」
-星野「今、南関東には強い自力選手揃ってますから、その辺でもチャンスはありますね」
-松谷「ほんとそうですよね。自分も刺激をもらってますし、その波に乗りたい気持ちもありますね」
-星野「これからの目標はいかがですか?」
-松谷「G1の決勝を走ってみたら、もう一度あの舞台に立ちたいって気持ちになりました。そして、今度は表彰台に立ちたいですね」
-星野「さて、今回は奈良記念。バンクとの相性も良いのではないですか?」
-松谷「奈良は記念も取らせてもらってるので、走りやすいバンクです。初日は北日本の3番手で勝負しようと思います」
-星野「初日から楽しみにしています。では、奈良記念を応援してくださる皆さんにメッセージお願いします」
-松谷「いつも通り与えられた持ち場で悔いのないように戦います。4日間、応援よろしくお願いします!!」