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2023年・競輪優秀選手表彰式 開催レポート

2024/02/14

 競輪の「2023年優秀選手表彰式」が14日、故寬仁親王殿下の長女である彬子女王殿下ご臨席のもと都内のホテルでファン、関係者ら約300人を集めて行われた。新型コロナウイルスの影響で中止が続いていたが、4年ぶりの開催となった。神山雄一郎と児玉碧衣は体調不良のため欠席、また、アジア選手権(インド・21日~)に参加予定の梅川風子、窪木一茂、中野慎詞、橋本英也、小原佑太、山崎賢人、内野艶和、太田りゆはトレーニングのため欠席した。

 

 2023年受賞選手、コメントは以下の通り。

 

★最優秀賞選手賞

・古性 優作(100期 大阪)

2023年 獲得タイトル 全日本選抜競輪、高松宮記念杯競輪、寬仁親王牌・世界選手権トーナメント

「この度は最優秀選手賞に選出していただき、大変光栄です。これからも一走一走、全力で頑張ってファンの皆さんの期待に応える、それ以上に期待を越えられるように頑張りたいと思います。(3つのタイトル獲得について)ごちそうさまです、って感じです。(脇本に視線をやり)9割9分は脇本さんのおかげ、本当に脇本さんありがとうございます(笑)」。

 

・佐藤 水菜(114期 神奈川)

2023年 獲得タイトル 第1回オールガールズクラシック、ガールズグランプリ2023

「この度は最優優秀選手賞に選出していただき、大変光栄です。この賞を励みにこれからも全力で精進していきます。(昨年をふり返り)ガールズケイリンでG1ができて、国内のレースの出走機会が少ない私にとっては嬉しいチャンスでした。(今年の目標について)まずは国内選考で出場権を勝ち取って、パリオリンピックでメダルを獲ってガールズケイリンに帰ってきたいと思います」。

 

★優秀選手賞

・松浦 悠士(98期 広島)

2023年 獲得タイトル ウィナーズカップ、サマーナイトフェスティバル、KEIRINグランプリ2023

「前半は悪くて、後半は良かった。ウィナーズカップはアクシデントがあったからというところもあるし、サマーナイトは脇本さんのおかげです。去年は怪我があったし、今年は怪我なくしっかり一年間良い成績を残せるように。タイトルを目指して頑張りたいです」。

 

・眞杉  匠(113期 栃木)

2023年 獲得タイトル オールスター競輪、競輪祭

「昨年は結果だけ見れば、前の年に比べたら良かったですけど。G1初優勝のオールスターは番手からだったので、ラインとしての成長はできたと思う。(同期たちから追われる立場について)僕は出世争いにだいぶ出遅れて、焦って焦ってやっと同期に追い付いたので。関東は森田優弥や小林泰正をはじめ、強い選手ばかりなのでみんなで高め合っていきたいですね。今年はじめに練習中に怪我をしてスタートでずっこけてしまったけど、まだ始まったばかり。去年の自分を越えられるように、自分のレースでG1を獲れるように頑張ります」。

 

・山口 拳矢(117期 岐阜)

2023年 獲得タイトル 日本選手権競輪

「前半は良くて,、後半は良くなかったです。落車してからは色々と噛み合わなくて『グランプリを控えているし、また落車したら…』と気持ちの部分でも消極的になってしまいましたね。今年はSSになって新人ながらも岐阜、中部の代表として、その辺りの自覚をしっかり持って少しでも中部地区を引っ張っていけたらと思います」。

 

・児玉 碧衣(108期 福岡)

2023年 獲得タイトル 第1回パールカップ

「この度は優秀選手に選出していただき、大変光栄です。式典に出席することが叶わず残念ですが、今後も一層と精進して参りますので応援のほどよろしくお願いいたします」。

 

・梅川 風子(112期 東京)

2023年 獲得タイトル 第1回競輪祭女子王座戦

「この度は優秀選手賞ならびに国際賞に選んでいただき、ありがとうございます。今年の目標は一つ一つのレースで悔いなく一生懸命にやることです。これからも皆さんの期待に応えられるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」。

 

★優秀新人賞

・太田 海也(121期 岡山)

2023年 獲得タイトル ヤンググランプリ2023

「昨年はネーションズカップや競輪、多くのレースを走らせてもらって、悔しいレースが多かった中でも充実したレースもあって成長に繋がる一年だったと思います。負けるたびに『もっと強くなりたい、絶対に次は負けないぞと』いう気持ちが自分の中に芽生えるが凄く楽しくて、ここまでやってきた。(ネイションズカップ・オーストラリア、男子スプリント優勝は)調子の良さが金メダルに繋がった。このままオリンピックまで、しっかり自分を信じてやっていこうと思えました。古性さんの言葉を借りると、期待を応えられるようにではなく、期待を越えられるように精進して参ります」。

 

 

・吉川 美穂(120期 和歌山)

「昨年、ビッグレースで初めて確定板に乗れた。その後も続けて好成績を残せたので、自分自身凄く成長できた一年だったと思います。これからしっかり体を作り上げて、またグランプリに出場できるように精一杯頑張ります」。

 

★特別敢闘選手賞

・脇本 雄太(94期 福井)

「去年はG1の優勝はないし、記念の優勝も3回だけ。もちろん受賞は光栄ですが、僕としては受賞して良いのかな…という思いです。厳しい一年でしたね。今年に入ってインフルエンザ、落車と凄く流れが悪い。でも、全日本選抜は準決勝で北井佑季君と先行争いをして納得できるレースはできたし、調子が悪いなりにも復活の目処は立ってきていると思います。去年はタイトルが獲れなかったので今年こそはタイトルを獲って、しっかりと活躍できたらと思います」。

 

・久米  詩(116期 静岡)

「昨年は大きな変化がある一年でした。ビッグレースで勝てたことが一番大きいですね。自分でも感じていたけど、周りからも『レースを楽しんでいるね、充実してるね』と声をかけていただくことが多かった。昨年はガールズケイリンにG1が創設されて、今年は一つでも多くビッグレースで勝てるように頑張りたいと思います」。

 

★国際賞

国際的な自転車競技大会に参加した選手のうちその成績が優勝であったことから、受賞が決定。

・窪木 一茂(119期 福島)

「この度は国際賞に選んでいただき、誠にありがとうございます。大変光栄です。今年の目標パリオリンピックの出場枠を獲得し、オムニアムで金メダル、マディソンでメダルを獲得することです」。

・中野 慎詞(121期 岩手)

「この度は国際賞に選んでいただき、誠にありがとうございます。今年の目標はパリオリンピックの出場枠を獲得すること、獲得できた際にはメダル獲得を目指して頑張っていきたいと思います」。

・橋本 英也(113期 岐阜)

「この度は国際賞に選んでいただき、ありがとうございます。とても光栄に思っております。今年の目標は、いよいよ今年に迫ったパリオリンピックで金メダルを獲得することです」。

・太田 海也(121期 岡山)

・小原 佑太(115期 青森)

「この度は名誉ある国際賞に選んでいただき、ありがとうございます。今後の目標はパリオリンピックでメダルを獲得することです。そのために今後のネーションズカップで、しっかりメダルを獲得して国際大会で戦えることを証明したいと思います」。

・山崎 賢人(111期 長崎)

「この度は国際賞に選んでいただき、ありがとうございます。今年の目標はパリオリンピックに出場することです。出場する大会で最高のパフォーマンスを発揮できるよう、しっかり準備していきたいと思います」。

・内野 艶和(120期 福岡)

「この度は国際賞に選んでいただき、ありがとうございます。選んでいただき、ありがとうございます。今年の目標はパリオリンピックに出場し、メダルを獲得することです」。

・佐藤 水菜(114期 神奈川)

・梅川 風子(112期 東京)

・太田 りゆ(112期 埼玉)

「この度は国際賞に選んでいただき、ありがとうございます。今年はパリオリンピックの年です。私にとって凄く重要な年になります。この賞に恥じない一年にしたいと思います」。

 

★特別賞

通算900勝を達成し、デビューから長年の間S級にて活躍したため表彰する。

・神山 雄一郎(61期 栃木)

 

★優勝記録更新選手

年間の競走における優勝回数について従来の記録を更新したため決定。優勝記録更新18回

・尾方 真生(118期 福岡)

「昨年は前の年に比べて、レースを上手く考えながら走ることを心がけて一年頑張りました。その成果もあって18回の優勝に繋がったと思います。(出走本数を問われ)分からないです…。まず4月に地元の久留米でG1(オールガールズクラシック)があるので、そこに向けてしっかりやっていきたいです」。

 

・坂口 楓華(112期 愛知)

「去年は成長できた一年だったと思います。(出走本数を問われ)私も分からないです、たくさん走りましたね(笑)。今年はG1の優勝を目指して頑張ります」。