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2024年1月10日、宇都宮市内のホテルで『眞杉匠 第66回オールスター競輪、第65回朝日新聞社杯 優勝祝勝会』が開催された。
昨年、24歳にしてオールスター競輪と競輪祭の2冠を達成した眞杉匠。
眞杉のタイトルに関東がまた新たな盛り上がりを見せているのは間違いない。
宇都宮市内のホテルではその祝勝会が執り行われ、選手や関係者を含めて160名が参加した。
会場へ到着すると少々痛々しい姿の眞杉が出迎えていた。
話を聞くとインフルで大宮記念を欠場。その後練習を再開したが、
祝勝会前日に練習中の落車で左鎖骨、肋骨、足の小指を折るケガをしてしまったそうだ。
支部長の山口貴弘は『正直、参りました(苦笑)。考え過ぎて5キロも体重が落ちてしまいました』という言葉も飛び出て参加者達の笑いを誘う場面もあった。予想外のアクシデントがあったものの、祝勝会は予定通り執り行われた。
眞杉は座りながらの場面も多かったが、多くの人からの祝いの言葉に笑顔を見せていた。
そして、鏡開きではレジェンド・神山雄一郎に加え、眞杉本人の希望で同期の樋口開土が壇上に上がり盛り上がりを見せていた。
スペシャルゲストには栃木らしく『U字工事』が登場。
壇上で眞杉匠を交えて謎かけが行われた。眞杉だけでなく、参加者たちも大盛り上がり。
その後は支部長作成のA級、S級、G3の初優勝に加え、G1の優勝のレース映像をまとめた上映会が行われた。
『どの優勝が一番嬉しかったですか?』との問いに、悩みながらも『どの優勝も同じくらい嬉しい』と話した。
最後には眞杉からのコメント
「関東を引っ張っていけるように頑張りたいです。まずはケガを治して全日本選抜で復帰を目指したい」と意気込み、
締めは副支部長の江連和洋が『関東一本締め』で祝勝会は幕を閉じた。
スタートこそ良くなかったが、眞杉がS級S班になったことは関東にとってかなり良い刺激となっていることは間違いない。
まずはケガをしっかり治して、眞杉らしい魅せる走りでファンの応援に応えたい。
そして、言葉通りに関東を引っ張って更に勢いを付けて貰いたい。