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名古屋競輪 共同通信社杯 G2 中野慎詞

2022/09/15

スーパールーキー中野慎詞『競輪の厳しさを味わいました』

青森G3の決勝戦はS班3人にレースをさせてもらえず9着大敗。デビューからの連勝記録も『30』でストップした。

「連勝が途切れた悔しさより、何もできなかった悔しさの方が大きいですね。出し切っての結果なら納得というかスッキリしたけど、あのレースじゃ何も得られない。競輪の厳しさを思いっきり味わいました」。

初黒星から中3日、名古屋の検車場に現れた中野は『着』よりも『内容』の部分でしきりに反省していたが、デビューしてまだ9ヶ月の新人だし、今後のことを考えれば良い経験になったはず。

「早い段階で強い人達と対戦できたのは大きな収穫。今はもう気持ちの切り替えもできています。あの決勝は『こう走る!』と決めつけすぎて予期せぬ展開に対応できなかったし、これからは臨機応変に動ける対応力も身につけていきたい」。

今後はグレードレースの常連となるし、自身が作った連勝記録を更新するのは厳しくなるが、本人はそんなこと全然気にしていない感じだったし、のびのび、自然体でレースに挑む。