グレードレース

【東日本発祥倉茂記念杯】取鳥雄吾「本当は裕友と同じ105期を受けていた」

2024/01/06

大宮競輪場の「東日本発祥倉茂記念杯(GⅢ)」が6日に2日目を迎えた。 3日目12R準決勝を走る取鳥雄吾に話してくれた。

近況の好調さから伺えるように成績は右肩上がりの取鳥。その事については「自分がやりやすい番組になっていることが大きい。

自分のタイミングで仕掛けられているし、自分の走りができている」と話していた。

 

今開催は防府で一緒に練習をしており、同い年の清水裕友と一緒の開催。

それについての話をしていると「自分は帰宅部だったけど、父(敬一)が選手ってこともあって、養成所の試験を105期で受けた。

一次で落ちてしまったんですけどね。でも、その時に裕友と会ったんです」。

 

「107期で受ける時は丁度、裕友がS級からA級に落ちたタイミングで一緒に自転車を見たりしていました。

凄い同級生がいるなって思っていました。

105期で受からなかったけど、107期は吉田拓矢、新山響平が一緒の期だったのは大きいし、逆に良かったかなと思います」。

 

その後に取鳥と清水の連係について触れたのだが、取鳥-清水の連係だけで清水-取鳥の並びはまだない。

「まだ自分には発言権がないですからね(苦笑)。110点くらいまで上げないと…。

そのためにも頑張りたいですよね」と今後に向けて意気込んでいた。

 

連勝で勝ち上がり好調ムードは引き続いている様子だが、準決勝は取鳥-稲垣裕之の混成ラインとなり、

相手は深谷知広-平原康多-中田健太-杉本正隆、高橋晋也-成田和也-小橋秀幸と別線はかなり強烈。

「マジかー…。キツいって…」と口に出てしまうほどのメンバーとなったが、食らい付いて戦友・清水との連係を決勝で見たい。