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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で16日から「PIST6 Championship」のサードクォーターPIST6カップ1が開催される。初日の一次予選B(2R)に出走予定の小谷実に話を聞いた。
初参加となる小谷実は、PIST6で優勝経験のある伊藤信、藤井昭吾、徳田匠や今回同斡旋の村田瑞季も所属している『岩井商会レーシング』で活躍している。
小谷は高校時代から自転車競技を経験、卒業後に選手を目指すが、養成所の試験には1回で受からなかったとのこと。
競技も続けたいという気持ちもあったため、アマチュアをしながら選手を目指すことを決めた。
『岩井商会レーシング』に所属するキッカケは学生時代からお世話になっていた奥平充男が所属していたこともあり、小谷も所属したそうだ。
今回のPIST6についてアドバイスはあったのか聞いてみると「アドバイスっていうよりも伊藤さんと藤井君からは『小谷なら出来るんちゃうの?』…って」と苦笑い。
小谷は実業団でもスプリントがメイン。ケイリンに関してはあまり経験がないという。
「競技が好きだし参加をしてみた。一走一走流れを掴みながらですね。タイムトライアルで目標にしていた10秒台が達成できたのでまずは一安心(10.925で全体20位)」。
初参加ということもあり、まずは様子見といったところだろうか。
そして「記者さん、実はね…」と話し始める小谷。
「僕まだ制覇していない競輪場があって…。函館、いわき平、取手、松戸、大宮、西武園の6場」。
「目標は全場制覇だけど、特に函館の斡旋が欲しい。どうにか記者さんの力でどうにかなりませんか?」と真剣な眼差しに少しひるんだ記者だが、新人記者には斡旋の力添えはなかなか難しい。
どうにか全場制覇に向けて斡旋が決まることを切実に祈ろうと思う。