グレードレース

KEIRINグランプリ2023 ガールズグランプリ・佐藤水菜 優勝インタビュー

2023/12/29

 

ガールズグランプリ 1、2、3着コメント

 

佐藤水菜

「正直、攻める攻めると言っていたけど、おじけづいていた部分はあった。お客さんに声援をもらったり、勇気をもらえて力になりました。GPは自分の力だけでは獲れないので。GPを現役中に獲ることはできないと思っていたし、だからこそ強い気持ちで走ろうと。ゴール前に差されるかどうかの勝負をしようとしたのが良かったと思う。中団を取れたのは大理想。この位置に私が居て良いのかなって位置でした。尾方さんはコメント的に自力を出すだろうと言うのは頭にあった。せっかく良い位置だったし、焦ってその位置を失わないように。後ろを確認しながら最善のポイントで仕掛けられました。4コーナーを回ってビジョンを見たら自分が単独だったのを確認できた。何があるか分からないし、最後まで一生懸命踏み続けました。1着と分かってからは嬉しかったし、速攻でお客さんの声援に応えました。本当に嬉しかったです。賞金の使い道ですか? 去年は親に車と家をプレゼントしたので今年はどうしよう。愛犬が二匹いるのでその子達に何かを買ってあげようかな。それが原動力でもあるので。来年の2月から競技のシーズンが始める。世界との差はまだあるのでコンマ一秒でも差を縮められるように」。

 

梅川風子

「初手の位置は特に決めていなくて内枠二人の出方を見ながら。Sは要らなかったので後方の展開もあるのかなとは思っていた。みんなが動けない状況だったけど、それがサトミナのレースコントールの巧さ。みんな強さを知っていて動けない。今思えばあの時どうすれば良かったとか思うけど、レースの時は思いつかなかった。2着じゃ意味ないです。レースの脚と言うよりは展開とかそっちですね。もう少し周りの力を考えて走れれば良かった」。

 

児玉碧衣

「取れた位置から考えていました。梅川さんが押さえに行くかなって思っていたけど、一番強いサトミナが一番いい位置になっちゃいましたね。あれではサトミナにとって一番いい展開。これで仕掛けても併せられると思ったし、自分から動く勇気はなかったです。一回2コーナーから行きかけたけど、とにかくキツかった。脚は回っていたし、自分の中で良かったんですけどね…。最後も梅川さんに抜かれてしまったし、またナショナルに負けたかって感じ。また来年に向けて頑張ります」。