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【PIST6】無傷の4連勝で優勝した中島詩音選手は「きびしい展開だったけど、優勝できてよかった」
千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 ChamPionship」の「サードクォーター」が27日に最終日を迎えて決勝戦が行われた。優勝した中島詩音選手に話を聞いてみた。
レースは残り3周から激しいし掛け合いとなった。逃げた神田龍をバックで内山雅貴が先捲りを打つと、その外を併せて村田瑞季も捲り上げ、更にその外を中島詩音が捲るというハイレベルな戦い。内山雅貴を捲った村田瑞季の抵抗を中島詩音がネジ伏せて4連勝の完全Vだ。
「キツい流れになってしまって、態勢が整って来た時にすかさず行かないと思っていた。 ただ、村田さんに見られていたので、残り1周だときびしいと思っていました。最後に4コーナーからの下りを使って伸びてくれたので良かったです。最後のゴールをするまでどうなるか分からなかったけど、ゴールで自分が出ていたので「優勝できた」と実感しました。最初は疲れがあって気になったけど、尻上がりに状態が良くなってきたなって思います」。
競輪の事に話を向けると「S級のスピードにも慣れてきたし、来期はS1の点数を取りたいんです」と力強く話してくれた。