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立川競輪場の「KEIRINグランプリ2023シリーズ」は29日、2日目を迎える。 2日目の11R「ガールズグランプリ」に出場する7選手に話を聞いた。
1番車 佐藤水菜
今年はガルコレ優勝を出来たし、競技でも金メダルを獲ることができた。ハードなスケジュールの中でも良いスタートができたと思う。ただ、勝てるようになったからこそ成績が低迷することもあって、迷いが出るようになった。オールスターではそれもあって勝てなかった。その後の松戸G1からは組み立てよりもレースに向かう気持ちを意識しはじめた。くじけそうな気持ちになるけど、強い気持ちで走りたい。流れを見て。
2番車 児玉碧衣
今年は人生初の骨折から始まって、苦しい時期が続いた。G1が始まって、タイトルを取らないと賞金ではグランプリに乗れないかもしれない状態から、パールカッブをとってグランプリの出場権を獲得できた。自分で自分を褒めてあげたい。立川は2019年に獲った場所。
3番車 梅川風子
ガールズケイリンも競技も目の前の一戦一戦をコツコツやってきた。競輪祭でギリギリだけど、グランプリ出場を決められたのは嬉しい。誰が動くとかは考えずに、自分が思ったタイミングで動ければいいですね。最後方にはならないように、1着を目指す組み立てをしたい。自分はどちらかというと3日間通して走る方がいい。どうしても単発というか、初日は堅さが出てしまう。皆同じなので、そこも読みながらになりそうです。
4番車 久米詩
ずっとグランプリに出たいとは思っていたけど、現実化させようと今年の初めくらいから意識を変えてやってきた。現実になって、この舞台に立てたことが嬉しい。それもナショナルチームと一緒に練習をし始めたのが全てというか、一部でもありますね。メンタルトレーニングでも色んな角度から見直して伸び代を探したり。良い環境でトレーニングができたのは大きい。1日、2日で急に脚は上がらないし、体調管理に気を付けて万全のコンディションで挑みたい。
5番車 尾方真生
グレードレース以外では力を出し切るレースができたのかなと思う。直前は師匠(藤田剣次)が組んでもらった練習をした。セッティングも余裕を持って京王閣の前にみてもらったので、そのときのまま。車番の黄色は好きじゃないけど、グランプリの車番は年々内側にきているので頑張りたい。レースは何でもやっていきたいけど、魅せるレースもできたらいいですね。
6番車 吉川美穂
前走の奈良での落車は前夜祭(19日)のときには股関節に違和感があったけど、もう痛みもなくなって状態はだいぶ良くなった。自分はピーキングが得意ではないので、たまたま調子が良いときにビッグレースを走れた。6番車は松戸G1と競輪祭の決勝で確定板に入れた車番だし、今年は縁がある車番。自分らしいレースをしたい。
7番車 坂口楓華
今年は濃い一年だったなと思う。心機一転、家族が住んでいる愛知に移籍。移籍後すぐの大垣開催では愛知のファンの方の前で勝てたことは自信になった。
立川は優勝もあるし、逃げ切ったこともあるバンク。立川も風は強いけど、豊橋バンクの方が風が強いので問題はない。
自分はタイトルがない。気持ちを落ち着けて、自分を信じて精一杯走りたい。