グレードレース

トリマクリ!アワード2023 【BEST RACE】

2023/12/19

結果発表動画

1位 眞杉匠

(8月20日 西武園オールスター 決勝11R

真杉匠 決勝メンバーが出揃って「吉田拓矢-真杉匠」で並んだ時から激アツだった。真夏のナイターというのも最高だったし、西武園の客席の構造上、1センターにお客さんが集まってとにかく大歓声がヤバかった。レースは大方の予想通りヨシタクの先行から真杉の番手捲りで悲願のG1初制覇。会場の空気が凄すぎて周回中から鳥肌がたったし、関東の為に頑張ってきた真杉が報われたのも嬉しかったし、全てが最高だったレース。(アオケイ 石濱記者)

番手捲りとはいえ1角から押し切った真杉は強かったし、引っ張った吉田拓矢も『競輪』を演出した。同じようなレースはどのクラスでもあるが、G1の決勝で暴走失格の判定になったインパクトが大きい。(アオケイ 市川記者)

吉田拓矢-眞杉-平原康多-武藤龍生と関東4人が各々の持ち場の仕事をこなした一戦。結果眞杉がG1初制覇。改めて競輪はライン戦、その絆の固さを見せ付けた。(競輪研究 近藤記者)

(11月26日 小倉競輪祭 決勝12R)

松井宏佑の番手捲りを読み確かに追い上げ2度目のタイトルを手にした真杉匠。深谷知広の男気・先行も良かった。(アオケイ 伊藤博記者)

申し訳ないがこの日まではまぐれ(吉拓暴走)でのGⅠホルダーかと若干思っていた。やっぱり凄いのね。(中部競輪 冨田記者)

 

2位 古性優作

(2月26日 高知 全日本選抜競輪 決勝12R)

脇本の先行に付け、新田祐大の飛び付きにも臆する事なく守り切って優勝。ここから古性の一年が始まった。(小田競 門松記者)

脇本雄太が先行。新田祐大が飛付いて来て番手争いへ。それを凌ぎ競り勝ち、そこから追い込んでのGⅠ優勝。ここで今年は古性の流れになったようなもの。(中部競輪 山田記者)

(6月18日 岸和田 高松宮記念杯 決勝12R)

今年は間違いなく古性の年。シリーズ一走目に落車のアクシデントがあったが気持ちで勝ち取った地元高松宮記念杯。(小田競 藤澤記者)

感極まる古性優作選手をみて、自分も心から良かったねと。車券は外れたけど、それでも祝福する気持ちになれたので。(競輪研究 石上記者)

(9月16日 青森共同通信社杯 12R)

捲りを清水裕友に張られ、普通は終わりのパターン。それでも外が駄目なら内へとすかさず掬う曲芸師の様な走り。清水に「どこに行ったか分からなかった」と言わせる動きは2着だったとはいえ、自在型の面目躍如。(アオケイ 渡辺記者)

10月22日 弥彦 寛仁親王牌 決勝12R)

全日選、宮杯は脇本雄太の番手からだったが、親王牌は自らの手でつかみ取った。その意味でベストレース。(小田競 中村記者)

古性優作GⅠ完全Ⅴは凄かった。(中部競輪 山崎記者)

 

3位 山口拳矢 

(5月7日 平塚日本選手権 決勝11R)

単騎で臨んだ大一番。初手の並びから中四国ラインの先手と読んで道中は最後方の位置取り。番手捲りに出た清水裕友を直線外を鋭く追い込んで初G1タイトルをゲット。レース勘の良さと鋭いタテ脚が光った一戦。(アオケイ 神長記者)


平塚担当としてはこのレースは外せない。逃げた犬伏選手も凄かったが、山口選手の好判断が光ったレース。徐々に世代交代が進んでいる競輪界で、そのきっかけとなりそうな結果となった。事実、その後眞杉匠選手がオールスター、競輪祭を制して新S級S班入りとなったのだから。(小田競 岩本記者)

岐阜にダービー王降臨。ワッキー、古性に犬伏に新山と錚々たる面子。雨は降ってはいたが、まさか単騎で勝っちゃうなんて。センスとキレが凄い。天才。グランプリでも期待します。(中部競輪 まっすん記者)

 

4位 三谷竜生

2月5日 奈良記念 決勝12R)4

地元記念でいつも以上にプレッシャーがかかり、緊張する中でも、きっちりとラインの絆を活かした。バックから新田祐大に併せて捲りを放ち、踏み合いを制して見事にVゴール。表彰式ではグランプリを走れとお客さんに声を掛けられ、それは今年果たせなかったが、来年こそはと、気持ちを入れているだろう。(競輪研究 安岡記者)

苦杯を喫した地元記念から1年。近畿三段ロケット、最後は三谷竜生が魂の走りで地元記念Vを飾った。(競輪研究 ぱんく記者)

GP奪取後は長らくの間、上位陣に後れを取っているが、地元記念では完全Vと復活の兆しを見せた。特に中西-山田-三谷-栗山と並んだ近畿勢の競走はこれぞ近畿の絆というべき、レースだった。村上兄弟が築き上げた近畿の固い結束を今後も見せてほしいと思う。(競輪研究 TK記者)

 

新田祐大

(2月4日 奈良記念 準決勝12R)

嘉永泰斗に金網付近まで強烈なブロックを受け、最後方に置かれる展開も怒りの捲りで頭まで届いた。辛口の競輪ファンも絶賛したレースだった。(アオケイ 松野記者)

7番手から仕掛けるも強烈ブロックを喰らい、フェンスすれすれまで飛ばされ9番手に。そこから捲り切る姿は圧巻過ぎて鳥肌が立ちました。(競輪研究 ほっしー記者)

 

脇本雄太 

(5月6日 平塚日本選手権 準決勝10R)

歴代最強。その脇本雄太が良い状態で打鐘カマせば誰も叶わない。見る者も圧倒される。(アオケイ 伊藤道記者)

見ての通りでベストレース。(中部競輪 しゅうた記者)

 

和田健太郎

(10月12日 奈良 決勝12R)

言葉はいらない。ただただ、すげぇ。(アオケイ 長谷川記者)

(10月21日 弥彦寛仁親王牌 11R)

好きな車券の入り方。(中部競輪 DIE記者)

 

佐藤拓哉 

(6月27日 武雄4R)

この武雄競輪を走る前までは代謝制度(3期連続で競走得点で70点未満だとクビの対象となり、下位30人がクビとなる)に引っかかり、クビになると思われた。しかし武雄競輪の追加を得た。俗に言う「敗者復活戦」。初日5着で勝ち上がり失敗も、2日目の敗者戦1着で首の皮一枚繋がり、そしてこの6月27日の最終日。1着を取ればクビ回避の状況。同県の奈良基が入江航太の上昇を突っ張り、その後はペースに入れて上手く逃げた。そして最後は佐藤が直線一気の抜け出しで勝利して選手生命を繋げた(ちなみに入江2着、奈良3着)。グランプリの1勝よりも佐藤にとっては価値ある1勝。賛否両論あるだろうが、これが競輪。走った選手の思惑が色々あっただろうが、これが競輪だ。競輪らしい勝ち方で僕は今年のベストレースとみます。(アオケイ 本田記者)

 

橋本瑠偉&隅田洋介

9月26日 松阪10R)

「展開は少し違ったが、2車単の読みはズバリと決まった」徹底先行の野口裕史と阿竹智史が付く石原颯はやり合うと読んでいた。捲りの鋭さは天下一品の橋本瑠偉と隅田洋介で捲り-捲りで決まるのではないかと思っていたし、突っ張った石原颯を隅田洋介が捲り切り、叩けず下げた橋本瑠偉が捲りの3番手で乗る形から大外を一気。道中はハラハラして見ていたが、結果2人でワンツーと読みがバッチリ。(アオケイ 忍足記者

 

松浦悠士

(11月26日 小倉競輪祭 決勝12R)

グランプリの切符を最後の最後にもぎとった勝負強さと気迫ある走りを評価。(アオケイ 真島記者)

 

南修二

(11月21日 小倉競輪祭 4R)

目標の三谷竜生が落車をしたが、瞬時の判断で落車を避けた。しかもそこから頭まで届くだけのタテ脚も披露。少し前までは暴れん坊という印象だったが、きっちり自分の役割を果たしながらもリカバリー力が光っていたレースだった。(アオケイ 宮本記者)

 

関東4車結束 

(8月20日 西武園オールスター 決勝11R)

関東4車結束、ラインの『結束力』を見せてもらいました。平原康多が伝えてきたこと「強いものに1対1では勝てない。みんなで力を合わせて、ラインで戦えるのが理想の競輪」、それを後輩たちが見事に体現したレース。これまでの眞杉の頑張りが報われたのも感慨深い。(アオケイ 八角記者)

 

久田裕也 

(7月6日 小松島記念 6R)

『初の地元記念に参加した久田裕也。最終ホームで中団、内に包まれるピンチも外併走の川口聖二をどかしてバックから捲りマーク木村隆弘と地元ワンツーを決めた。いざとなればヨコも出来る事を見せつけた一戦。』(アオケイ 梅田記者)

 

太田海也

(11月25日  小倉競輪祭  準決勝11R)

新山響平、北井佑季、爆発力ある北津留翼を相手に逃げ切った太田海也はまさにニュースター誕生。レースは三番手から捲る新山を太田の番手松浦がブロック。内をすくう佐藤慎太郎もサバいた松浦の技も光るレース。(小田競 野村記者)

 

神山雄一郎 

(6月3日 函館 8R)

私がこの世界に入るキッカケを作った一人であり、最も尊敬している選手。レースは普通だったけど、大記録を達成し、走る事でファンにメッセージを送っていると考えると感慨深いものがあります。(小田競 久末記者)

 

森田 優弥 

(11月24日 小倉競輪祭 7R)

車券が当たったのと、太田ー清水の三番手キープと想定も、清水の位置に追上げて番手を取り切る。(小田競 勝カレー記者)

 

寺沼 将彦 

(8月26日 静岡 11R)

バック最後方。スピード良く四角内を突っ込んで直線中割。大袈裟に言うと井上茂徳さんを彷彿とさせるレースだった。(小田競 関野記者)

 

清水裕友

(11月5日 防府記念in玉野 決勝12R)

前人未到の同記念レースを6連覇達成。犬伏から番手捲りを放った取鳥の後ろで迫る古性を捌く。その後に気迫の追い込みV。ナイスレース!(中部競輪 VVV記者)

 

久米詩

7月17日 函館サマーナイト 決勝11R)

児玉碧衣が断然の本命の中、児玉の仕掛けに追い上げG前差し切った久米詩がV。ガールズ新時代の幕開けを予感させた。(中部競輪 みきちゃん記者)

 

嘉永泰斗

(5月16日 函館記念 決勝12R)

これぞ現在のスピード競輪。カマした犬伏、捲る嘉永、急追する新田の前に追い込み陣は置き去りにされた。(競輪研究 藤本記者)

 

深谷知広

(9月18日 青森共同通信社杯 決勝12R)

先行、捲り、追い込みの全ての要素が加味されたレース。渡辺雄太のカマシ先行に乗って、番手捲りの算段だったが、新山響平がそれを許さず、ホームで渡辺を軽く叩いてあとは独走。その流れから、4コーナーから渡辺を捨てて追い込み勝負にチェンジした深谷が一気に新山との差を詰めて、逆転して、最後は3車身で圧勝。5年振りのグランプリ出場の決定打になった。(競輪研究 リンガー記者)

 

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編集部