グレードレース

トリマクリ!アワード2023 【追込部門】

2023/12/19

総勢30名を超えるトリマクリ記者による投票+X(Twitter)投票も合わせて部門別で年間ベスト選手を選出!!

 

1位 佐藤慎太郎

追い込みといったらこの選手。近況は前を抜く場面は少なくなったが、付いて貰った自力選手は他地区でも後ろを信頼している走りを見せている。それだけ安心して貰える仕事をきっちりこなしているということ。タイトルこそ獲っていないが、5年連続でSSの地位を維持出来ている安定感はさすがだ。(アオケイ 宮本記者)

5年連続9回目のグランプリ出場。今年の優勝0だが、賞金ランキングは堂々の第4位。展開に左右される追い込み選手にとって、この安定感は特筆もの。(アオケイ 神長記者)

終わってみれば2着、3着に飛び込んでくる。11月時点の今年の3連対率は69%とマーク屋としては驚愕の数字。マーク追い込み選手としての完成度は競輪史でも一二を争うのではないか。(アオケイ 市川記者)

新山響平ー佐藤慎太郎ー和田圭のラインで先行。佐藤慎太郎が巻き返す眞杉匠をブロック。三番手和田圭もしっかり内を締めるそれぞれが仕事が一流。からの差し切りに一票。(5月6日 平塚日本選手権 準決勝9R)(小田競 野村記者)

橋本壮史とは高校の後輩にあたるという事で二日目に続いて連係。好援護で橋本を連日で三着に残して優参。連日で二人の間で二着に食い込む山賀も凄いが。(6月5日 大垣記念 準決勝10R)(中部競輪 山田記者)

差そうが差せまいが関係なく、佐藤慎太郎選手はグレートな選手だと思う。(競輪研究 石上記者)

第一にこの年齢で未だにランキング上位をキープする事が凄いと思う。該当レースでは新田の中団併走で脚を削られる展開+併走選手の落車でも全く態勢を崩さずに最後直線では軽々と新田を捕らえる脚力。総合力が高いレースだった。(6月16日 高松宮記念競輪 12R)(競輪研究 TK記者)

 

2位 眞杉匠

競輪祭の決勝、センスがあり過ぎるレースでした。(11月26日 競輪祭 決勝12R)(中部競輪 しゅうた記者)

単騎戦となったが、「脇本雄太、太田海也、北津留翼は自分とは併走しない」というのを読み切った上での位置取りだった。南関の並びを見れば深谷知広が飛んで行くのは分かっていたはずだし、その4番手を確保したのが勝因。今思えば流石の走りという他ない。(アオケイ 忍足記者)

清水裕の番手捲り、内を佐藤慎に掬われそうになりながらもグイッと伸びた。(アオケイ 伊藤博記者)

 

3位 古性優作

地元の高松宮記念杯、初日にまさかの落車。「精神的に崖っぷち」と苦しんだ古性を仲間も鼓舞。脇本の突っ張り先行も熱かった。涙、涙の優勝にドラマを感じるとともに、結果を残した古性の『精神力』に感服しました。(アオケイ 八角記者)

高松宮記念杯1走目では落車のアクシデントもありながら、連日1着を取りキッチリと地元開催のG1決勝へ。脇本の先行で最後は差し切り優勝。良いドラマが見れました。(競輪研究 ほっしー記者)

前橋記念の決勝で、関東が5人いて、南関は2人。単騎のレースになって、同じく単騎の松本貴治の番手に真杉匠がはまる流れ。真杉が恵まれる流れになったが、4コーナーで真杉を掬って優勝。上りタイムは9秒2。1人で走るレースで追い込み勝負になったが、究極のキメ脚を出して、難局を打開した。(競輪研究 リンガー記者)

 

4位 簗田一輝

小倉競輪祭(G1)では準決勝で勝利して見事優出(決勝6着)。注目レースは小倉競輪祭の二次予選。3着権利で松井宏佑-岩本俊介の3番手。松井が逃げて3番手だったが、踏み合いの流れの中でいったんはマークを外す。しかし坂井洋の捲りにスイッチ。S班の平原康多を飛ばし、その後は内に降りて南関3番手を追走していた岩津裕介に絡む。最後の直線はその岩津との踏み比べとなり、その踏み合いを制して3着で見事準決勝に進出。(アオケイ 本田記者)

自在型ながら三番手を固めつつ、外の平原、内の岩津、最後に坂井洋を決めた三着は後に優出決めるなどホームラン級の活躍。(小田競 門松記者)

 

 

5位 守澤大志

単騎の特性を最大限生かした位置取りと勝負場所での反応の良さ。(アオケイ 真島記者)

新山響平と続いての連係になったゴールデンレーサー賞。新山の捲りを差しての一着。この日までは守澤の赤パンが見納めになろうとは思わなかった。(中部競輪 冨田記者)

 

 

~その他選出~

 

吉田 拓矢 

競られても負けない! 眞杉匠のことも楽に差す! 超強かった。(6月3日 函館ナイター 初日12R)(アオケイ 長谷川記者)

 

渡部幸訓

今年はグレードレースでも活躍。車間の斬り方も上手いし、何より抜きっぱぐれないのが真骨頂。(アオケイ 松野記者)

今年後半は落車の影響が響いてしまったが、その追い込みのキレ味及び先行型から抜群の信頼を置かれるヨコの動きは抜群。佐藤慎太郎にも認められ、前を譲られているのも太鼓判を押せる。(アオケイ 渡辺記者)

 

山根泰道

いわゆる「持ち駒」というやつで常に買っている選手。この日は目標が後手を踏んで山根は最終バック7番手。それでも4コーナーからコースを縫うように突っ込んで2着。チャレンジだから話題性がないだけで、記念やビッグなら騒がれるレベル。個人的にも約9万円の3連単を4枚ゲットして婚約指輪を購入できたし、今年一番の思い出レース。(アオケイ 石濱記者)

 

松浦悠士

追い込み部門だけに生粋のマーク屋から選ぶべきかと感じつつもパッと思い浮かんだのがこのレース。道中アクシデントがあったのもどうかだが、終わってみれば全てが予定調和の中にあるような鮮やかな追い込み勝ち。(3月21日 別府ウィナーズカップ 決勝12R)(アオケイ 伊藤道記者)

 

小倉竜二

『竹内翼の番手だったが、今井聡の不意なイン粘りでまさかの競負け。そこからは意地でも相手を潰そうとし落車。競負けはしたが、自力選手を守るために最後まで体を張るマーク屋の鏡。』(11月5日 静岡8R) (アオケイ 梅田記者)

 

北井佑季

北井選手が優勝したレースだが、勝ったことよりも松井宏佑―北井―和田真久留―青野将大―佐藤龍二と地元が五車連係で、別線の三谷竜生―東口善朋が劣勢でも激しく抵抗した所も含めて記憶に残ったレース。北井選手のその後の活躍は言うまでもない。(3月13日 平塚 決勝12R)(小田競 岩本記者)

 

山口拳矢

状態も万全ではなく単騎の不利もあった決勝戦だが一発ツモの勝負強さをアピール。(5月7日 平塚日本選手権 決勝11R)(小田競 藤澤記者)

 

南修二

三谷竜生が落車するアクシデントにも動じず、切り替えて直線突き抜けたのはさすが。(11月21日 小倉競輪祭4R)(小田競 中村記者)

 

東口善朋 

古性優作の番手というこれ以上ない位置も古性は落車。だがそんな事は関係無く外を突き抜けた。まさにカミナリ差しだ。6月13日 岸和田高松宮記念杯 7R)(小田競 久末記者)

 

森田優弥

車券が当たったのと、単騎で走り、北井を使った郡司の番手捲りを差す。(3月18日 別府ウィナーズ 初日10R)(小田競 カツカレー記者)

 

斉藤樂

捌きも出来るし長い距離踏める脚があるなーと。買いたくなる選手だねー。(8月27日 静岡11R)(小田競 関野記者)

 

小林泰正

車券が当たった。(3月20日 別府4R)(中部競輪 DIE記者)

 

川口公太朗

岐阜、川口兄弟のお兄ちゃん。全開催に続いての鋭い差しで連続V。その後も四日市記念決勝では浅井と連係で惜しくも三着。グレードレースでも活躍していきそう。(6月24日 函館12R)(中部競輪 VVV記者)

 

和田健太郎

南関三番手での決勝戦。道中で絡まれながらも最後はしっかり期待に応えてくれる鬼脚。いつも困った時に車券に絡んでくれるアニキだ。(12月5日 伊東記念 決勝12R)(中部競輪 まっすん記者)

 

新田康仁

圧倒的な差し脚で一着を量産してるので。(中部競輪 山崎記者)

 

成田和也

目標の新田祐大が鐘4角カマシ。付いていくだけでもピリピリするが、捲って来た松井宏佑を3角ブロック、返す刀で新田をゴール前で捕捉。上りタイムは10秒9。マーク選手としては完璧のレース。(6月13日 高松宮記念杯6R)(競輪研究 近藤記者)

 

大塚健一郎

出入りの激しいレースとなり、山崎賢人-市橋司優人の後ろで離れてしまうが、中団をしっかりと捌いて確保。その後に市橋を迎い入れ、3角から俊敏に内を巧走し、直線では中を鋭く伸びて1着。ガッツマークだけでなく、差し脚も悪くない事を示してくれたレースだった。(3月27日 玉野記念 9R)(競輪研究 安岡記者)

 

小原 太樹 

いつも律儀にスタートを取るし、世話になった選手が一緒なら折り合う事もある小原。今回は叩き合いを捲った渡辺雄太を交して千載一遇のチャンスを物にした。おめでとう。(3月29日 玉野記念 決勝12R)(競輪研究 藤本記者)

 

加倉正義

番手飛び付かれるも、外競りで競り勝って空いた車間を詰めると直線逆転。往年のテクニックを駆使した加倉節が炸裂した一戦。(9月11日 向日町9R)(競輪研究 ぱんく記者)

 

 

立川けいりんガイド

立川けいりんの施設のご案内は、下記画像をクリックしてご覧ください

お得なキャンペーン開催中

KEIRIN GRAND PRIX 2023開催期間中はお得なキャンペーンを開催しています。
今すぐチェックしよう!

Twitterキャンペーン



この記事を書いた人
編集部