グレードレース

トリマクリ!アワード2023 【先行部門】

2023/12/19

総勢30名を超えるトリマクリ記者による投票+X(Twitter)投票を合わせて部門別で年間ベスト選手を選出!!

 

1位 北井佑季


打鐘で先頭に立つと3番手以下を離して堂々の逃げ切り勝ち。マーク佐藤慎太郎の差しを許さない完璧な走り。(9月3日 向日町記念決勝12R)(アオケイ 伊藤博記者)

「10月に開催された京王閣記念の決勝」が感慨深い。
南関1人の単騎戦になったが、打鐘から飛び出して思い切った逃げに出た。この動きに反応して追った新田祐大を引き出す格好になってしまったが、「俺のスタイルはこれなんだ!」とアピールしているように思えて仕方がなかった。着よりも内容重視というのは「昔の競輪」にはよくあったし、それだけに記憶に残った。(アオケイ 忍足記者)

別線にとっては逃がしたくない選手。それでいて味方も抜けない。先行が単純に勝つための戦法になっている。(アオケイ 市川記者)

二車で一本棒の展開に持ち込み、番手佐藤慎太郎(S班)の追撃を振り切り記念G3初優勝。(9月3日 向日町記念決勝12R)(小田競 野村記者)

今までは突っ張り先行がメインだったが、カマシも使い分けバリエーション豊富に。更に凄みを増した。(6月16日 岸和田競輪6R)(小田競 藤澤記者)

猛暑の中、初日から尻上がりに逃げて逃げて勝ち上がって行く。決勝は佐藤慎太郎がマークする中で打鐘から先行。最後は二人旅になったが佐藤を寄せ付けず逃げ切りV。泣いていたのが印象残る。(9月3日 向日町記念 決勝12R)(中部競輪 まっすん記者)

 

 

 

2位 脇本雄太

ダービーの準決で打鐘先行から押し切る圧倒的な強さ。上がりタイムも10秒7と驚異的なタイムを叩き出して古性優作を振り切った。競輪界も世代交代が進んでいて、色んな先行屋が出てきたが、やっぱり先行のインパクトでワッキーの右に出る者がいない。(5月6日 平塚日本選手権 準決勝10R)(アオケイ 石濱記者)

別線に警戒されての捲りというイメージだが、先行しても強いのが輪界最強と言われるのも納得。オールスターでの落車は残念だったが、その時期を乗り越えて復帰。ファンが多いのも納得だ。(アオケイ 宮本記者)

ハイピッチの逃げ切りを見せたダービー・準決勝は鳥肌もの!場内の熱気もあいまって思わず涙ぐむほどでした。番手の古性も衝撃を隠せない様子が印象的だった。(アオケイ 八角記者)

良いレースはたくさんあったはずだが、記憶が…。無い頭をひねり出して日本選手権準決勝の脇本選手らしい逃げ切りを挙げます。打鐘前から仕掛けて別線を一本棒に持ち込む。三番手を追った犬伏湧也選手はピクリとも動けず、更に番手の古性優作選手も完封の見事なレースでした。(オダケイ 岩本記者)

マークの古性優作一杯やった。上がり10秒7はヤバい。(5月6日 平塚日本選手権 準決勝10R)(中部競輪 しゅうた記者)

 

 

 

3位 太田海也

まさに破竹の勢い。最年少G1制覇はならずもその存在感を大きくアピールする。来年度の活躍は間違いなし!(アオケイ 真島記者)

松浦悠士の援護があったとは言え、G1準決勝での逃げ切り。G1制覇もそう遠くない?(11月25日 小倉競輪祭 準決勝11R)(小田競 中村記者)

王道の抑え先行で逃げ切った。スプリント力だけではない「太田海也」を見れたのは今後の輪界を牽引するに値する。(10月19日 弥彦 寛仁親王牌 初日8R)(小田競 門松記者)

新山響平、北井佑季、北津留翼を相手に先行逃げ切り。松浦悠士の仕事も見事でゴール後の二人のグータッチが印象的だった。(11月25日 小倉競輪祭 準決勝11R)(中部競輪 山田記者)

競輪祭準決勝。後ろにSS班松浦悠士を従え、正に鳥肌モンの逃げだった。目の前で見ていたし、未だに脳裏に強い印象が残っている。(11月25日 小倉競輪祭 準決勝11R)(競輪研究 安岡記者)

 

 

 

4位 町田太我

脇本雄太を不発に追いやり、且つ逃げ切ったのは執筆時点で今年は町田太我のみ。激しい逃げ争いを制しての押し切りや痛烈なカマシ駆けなど今年も数多の良い逃げをみてきて、町田自身も松浦悠士を完封したり豊橋記念を制した強いレースはあるが、手薄と思われたラインで脇本相手に逃げ勝った大殊勲のこのレースを推したい。(4月8日 高知記念 準決勝12R)(アオケイ 伊藤道記者)

車券が当たった。(2月12日 静岡記念 10R)(中部競輪 DIE記者)

もちろん松本貴治(失格)の好サポートのお陰だが、逃げ切っての記念優勝はあまり見ないからね。(10月1日 豊橋記念決勝12R)(中部競輪 冨田記者)

 

 

 

5位 新山響平

タイトルを獲った昨年と比べると今年は優勝0回と物足りないが、誰が相手でも風を切るレースは立派。(アオケイ 神長記者)

地元勢が三車揃う中、忖度なく前受けから突っ張り先行を敢行。結局は潰し切る事はできなかったが、このあたりからグレードレースの走り方のトレンドが変わってきた感じを受けたので。(5月18日 宇都宮 12R)(小田競 久末記者)

デビュー時より先行に強い拘りを見せる選手。SS班になれば地位を守る為に消極的な走りになる選手も多い中、未だ先行中心のレースを続ける事を第一に尊敬に値する。該当レースは地元青森での準決勝。決勝に進むためには手堅く構える選択がベストに思われたが、赤板で突張り2周駆け。しかも、強豪メンバーが揃う中、反撃を凌ぎ切り2着での決勝進出。純粋にかっこよかった。(9月17日 青森共同通信社杯 準決勝12R)(TK記者)

 

 

 

6位 吉田拓矢

番手の選択肢もあった中で関東4車の先頭、発車台を買って出て、しっかりとメイチ駆け。眞杉匠のG1初制覇を引き出して、これぞ競輪、ラインの絆というモノを体現した素晴らしい先行だった。吉田拓矢 (競輪研究 ぱんく記者)

あの舞台で、あれをきっちりやり切る事自体が凄い。でもそれに対するペナルティーが厳しいと思う。(8月20日 西武園オールスター競輪 決勝11R)(競輪研究 石上記者)

 

 

 

~その他選出~

 

郡司浩平

9月の共同通信社杯(青森G2)、初日予選8着であっさり敗退。並の選手なら、このあとはモチベーションが下がって下手なレースをする。一流選手は残りの敗者戦をきっちり勝利して人気に応えようとする。しかし郡司は捲るにしてもカマシ気味の早めの捲りで残りの3日間はレースの主導権を握った。特に3日目は打鐘3角辺りからカマしていって1周以上逃げた。最後は番手回った永澤剛に交わされたが、敗者戦の走りとしては完璧。この敗者戦の3日間をみて郡司は「超一流」と実感。ちなみにこの敗者戦の3日間を積極果敢に走り、脚を作り直したおかげで次走の松阪G3は見事優勝(初日特選1着、二次予選1着準決3着)。普段は番手回りや捲りの競走ばかりだが、逃げのレースも普通にこなす。さすがの一言!(アオケイ 本田記者)

 

大川剛

特班一発目のレースで10秒9の逃げ切り。この先すごい選手になると思った。(5月25日 西武園 2R)(アオケイ 長谷川記者)

 

松井宏佑

ナショナルチームに所属した経歴からスピードに注目されがちだが、競輪に専念しだしてからは全ツッパも見せ力強ささも加わった。単純に引き出し役だけにおわらず、自らも勝つ先行を身につけ出したのは評価。(アオケイ 渡辺記者)

 

青野将大

元々ポテンシャルは高かったが、今年は飛躍の1年となった。後ろが他地区でも逃げに拘る走りは好感が持てた。(アオケイ 松野記者)

 

犬伏湧也

『小倉竜二との師弟連係という事もあり赤板からフタをされて絶体絶命になったが、赤板1角で内が空いた隙を見逃さず内抜き先行。見事に小倉とのワンツーを決めた。(6月13日 岸和田 初日S級西予選1 1R)(アオケイ 梅田記者)

 

森田優弥

後方になったが打鐘から仕掛けHS出切る。ペース配分もいいし強い。(11月3日 静岡競輪 11R)(小田競 関野記者)

 

奥井迪

競輪祭の初日、結果は逃げて佐藤水菜に捲られ5着。残り2日も先行するが、捲りを浴びて5着、4着だが、大舞台でしっかり自分のレースを貫く。目先の勝利にこだわることなく、強敵を相手に最終バックを取るのは力がないとできない。ガールズの先行と言えば奥井さんです。(競輪研究 近藤記者)

 

佐藤水菜

新設されたガールズケイリンGⅠ開催で、佐藤水菜が世界と戦う脚を見せ圧勝。あれを捲れるのは水菜しかいない(;^_^A(中部競輪 みきちゃん記者)

 

谷和也

A級の決勝戦で先行選手が谷和也、原田亮太、山口多聞という混ぜるな危険レベルの徹底タイプ3人。案の定残り2周前からのモガキ合い。結局主導権争いを制した谷が後続を離して優勝したが、正に死力を尽くしてのVだった。(4月13日 奈良競輪 決勝12R)(競輪研究 リンガー記者)

 

棚瀬義大

岐阜勢期待の新鋭123期。チャレンジから特進後してのA級戦も完全V。ここは全て逃げての完全V達成。成長が楽しみだ。(11月10日 奈良9R)(中部競輪 VVV記者)

 

 

立川けいりんガイド

立川けいりんの施設のご案内は、下記画像をクリックしてご覧ください

お得なキャンペーン開催中

KEIRIN GRAND PRIX 2023開催期間中はお得なキャンペーンを開催しています。
今すぐチェックしよう!

Twitterキャンペーン



この記事を書いた人
編集部