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別府競輪場の「オランダ王国友好杯(G3)」は10日に最終日を迎える。 地元で見事、決勝進出を決めた大塚健一郎に話を聞いた。
記念の決勝進出は6年振りとなる大塚健一郎。準決勝のレース後は選手達や関係者から激励されていた。
前検日から話していたのは「今年一年、G1の舞台を走りたいと思って去年の暮れから準備していた。
今開催は一年やって来たことがどうだったかの答え合わせだと思う」のコメント。
落車のケガで調子が落ち込んだ時期もあったが、一念発起して挑んだこの一年。
地元記念の気持ちも相まってか、今節は流れの良さも味方に付けていたように見受けられた。
二次予選で後輩の安東宏高(位置は大塚の後ろで3番手)が落車・失格となってしまったし
後輩の分も頑張りたいという気持ちもあったことだろう。
色んな思いが混じっていただろうが、先行した北津留翼を巧追して最後は抜け出した。
直線強襲した三谷竜生には交わされたものの、悲願の地元優出を果たした。
「チャンスをもらえたので。ケガは付きものだけど戻してこられた。
G1を走ってきた自身みたいなもので何とか頑張ってやれています。
決勝は何着でもこの1年間、やって来たことの答え合わせをして、来年へと繋げていきたい」と決勝に向けての熱い想いで締め括った。