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高松競輪 1日目 11R 4番車
小原 亮哉 選手
記者「初日は高倉選手と別所選手と一緒です。」
小原「並びなんですけど、ちょっと待ってもらえますか。」
しばらくして
小原「新人の青木選手の番手で勝負します。高倉さんにも話をしてきましたし、(青木の番手)郡さんにもあいさつはしてきました。」
記者「これって戦法チェンジ?」
小原「はい。マーク選手となるために、先を見据えての事です。誰も居ない時に任されれば自分でやる時もありますけど、それはメンバーと組み合わせ次第で。」
記者「高倉選手にも郡選手にもあいさつに行くって、きっちり筋を通して昔の競輪選手みたい。」
小原「そこは礼儀なので。今回は梶原(恵介)さんもいるしアドバイスも貰いました。」
福岡勢とは別でハコ勝負に出た小原。これには高倉も「小原もいろいろ考えての事だし、ああやって僕にも相手の郡さんにもあいさつに行くって凄いですよね。僕もああやって対応されると気持ちいいです。」と。郡英治も「小原君はあいさつに来てくれました。競られてもそれは僕の仕事。僕は青木君の番手です。」とこちらも職人。一部始終を見ていた日野博幸も「小原君はちゃんと筋を通したね。競輪はほとんど地区でライン組むけど走っとる俺らも人間。やった事も覚えとるし、やられた事も忘れん。あの対応を見よったら気持ちエエね。」と高評価。周りへの配慮と自分の決めた道を歩む小原を応援したくなる。