グレードレース

開設73周年記念椿賞争奪戦GⅢナイター伊東温泉競輪　開催展望

2023/11/25

12月2日～5日までの4日間は伊東温泉競輪場で開設73周年記念競輪「椿賞争奪戦G３」が今年はナイターで開催。四国からはシン・モンスター犬伏湧也。追加招集で神奈川から松井宏佑ら世代交代を狙うスピードスターが参戦予定。地元は当所ホームの大石剣士が臨戦態勢を整える！冬場のナイター競輪でバンクコンディションは重くなる中でも、ハイスピードのＶ争いになること間違いなし。ぜひお楽しみください！

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┃臨戦態勢整える当所ホームの大石剣士！
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競輪祭最終日の落車のダメージが心配された68周年チャンプ渡邉雄太が欠場になり、地元の砦を急遽守ることになったのは地元ホームの大石剣士。地元が総力戦で年末の大一番グランプリに6年ぶりの出場を決めた深谷知広にエールを送る。ホームアドバンテージを生かして、やってのけるか大仕事。

ラインに厚みを与えるのは和田健太郎。10/22の寛仁親王牌決勝では落車。脳震盪でふらつきながら自転車から降りてゴールにたどり着いたシーンから、１週間後（10/30初日）の当所Ｆ１シリーズ出場に踏み切る。前検日には「心配してくれている方に出場で応えるのが一番だから」。こんな男前のコメント、カッコよすぎます。そしてキッチリ優参と結果も残すのはさすが。不屈の闘志でラインをサポート。

さらに南関ラインにとっては朗報が。先の競輪祭の決勝では前を深谷知広に任せ、初のタイトル獲得に挑んだ神奈川のスピードスター松井宏佑が追加招集。今度は前で地元勢に貢献しつつ自身もＶ争いに加わるか。さらにさらに冬場のナイターで気温が下がりバンクコンディションが激重なら、パワータイプの徹底先行野口裕史がいる。強地脚を生かしたスタミナと強烈な踏み直しで南関を先導。これだけの戦力そろう南関ラインが難敵を迎え撃つ。

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┃スピードスター参戦！出るかハイラップ
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冬場のナイター開催は気温も下がりバンクコンディションは重くなるだけに、通常はそれほどラップタイムは上がらないが、本開催は少し勝手が違う。モンスター級の加速力を持つ犬伏湧也、ナショナルチーム仕込みのスピードの持ち主松井宏佑が参戦。ひとケタ違うスピードスターの参戦で、どのぐらいの上がりタイムが出るのか時計にも大注目。犬伏の踏み出しに付け切れば香川雄介との四国で独占も一考。

近畿にはオールラウンダーの山田久徳、競輪祭のファイナリスト南修二、追加招集で東口善朋。近況の南はヨコの人からシャープなタテ脚の追込型にイメージチャンジ。東口も直線のキレは劣らずシャープ。これだけの戦力がそろうとなれば、迎え撃つ南関ラインにとっては手強い勢力。

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┃割って入るか別線の強豪！
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北日本の中心には寛仁親王牌のファイナリスト小松崎大地。前で戦うなら若手機動型を相手でも、どちらが若手はわからない超積極的な競走を見せ、番手戦なら手厚い援護から直線勝負。サポート役にはシャープなキメ脚が武器の渡部幸訓。若手には注目の新勢力大川剛。7月にＳ級特昇班を決めて、すでにＦ１シリーズで２Ｖの逸材。先頭で風を斬れば北日本の大きな戦力になる。

関東は平原康多がケガで急遽欠場となり、精神的支柱を失うことになったが団結力で強敵に応戦。機動型には菊池岳仁、プラス自在性も兼ね備える山岸佳太、追加招集の小林泰正は調子急上昇の地脚タイプで重いバンクではおすすめの選手。

九州からは一撃勢力が参戦。近況は目標がいれば追込型として戦う吉本卓仁。いざとなれば捲りも用意。攻め幅広い伊藤旭はカマシ・捲りのタテ攻撃をメインに、流れやメンバー構成次第では好位飛び付きも駆使して総力戦。乱戦の展開なら一発狙って大浮上がある地区。