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四日市競輪場のナイター競輪「泗水杯争奪戦(GIII)」は10日、2日目が終了した。 二次予選の11Rを走り終えた新田祐大に話を聞いた。
二次予選は最終バック7番手から圧巻のスピードで捲り切り、さすがのスピードだと関係者達も圧巻。しかもマークした阿部力也、五日市誠でワンツースリーを決めたのだ。
レース後は「どの位置からでもいいように色んなパターンを考えていました。後ろから切ってから、突っ張ろうか凄く悩んだんです。ただ、2つ前のレースで(畝木努と堀内俊介が)モガき合って、藤井侑吾君が捲ったレースがあったと思うんですけど、同じようにならないようにしようと思って」。
「ただ、捲り切れたのもたまたま自分に運が向いただけ。力でねじ伏せた感じはしなかったですね」と満足とはいかない様子だったが、「勝てたのは気持ちを切らさずに強い気持ちを持って走れたからだと思う。この後もその気持ちを切らさずに挑んで、結果に結びつけたい」と準決勝に向けて意気込んだ。
準決勝は後ろに諸橋愛付いての2車。関東別線を選んだ山口翼に小川真太郎-橋本強-栗田貴徳の四国勢に池野健太-三谷竜生-椎木尾拓哉と二段駆けも可能な近畿勢が相手。一筋縄ではいかない戦いとなりそうだが、お客さんの期待も大きい。大事な年末に向けてもまずは決勝進出を目指す。