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【高松競輪モーニング】フレームの型を変更し復活 藤野貴章

2023/10/30

高松競輪 2日目 4R 7番車

 

藤野 貴章 選手

 

記者「近況、調子を上げてきましたね。」

 

藤野「佐世保から引退した伊藤貴史(高知)さんにもらったフレームに乗っているんですよ。その時は重いって感じていたんですけど、武雄の補充に入った時にセッティングをずっといじっていたら出ました!今は軽いっす。めっちゃ自転車が進むっす。」

 

記者「前のフレームはどのくらい使っていたんですか?」

 

藤野「十何年は使っていたかなぁ。ヨコはいいんだけど、タテは全然だったから。今の競輪には合ってなかったんですよ。」

 

記者「踏み出しもピッタリ付いて行くし、仕事もしてくれる。ファンにとったら買いやすい選手ですよ。」

 

藤野「(初日)も踏み出し3割くらいで付いて行った。最後は梶原(海斗)君の回転が上がっていたんで交わせなかったけど、展開次第では抜き差しできる。準決は予定通り佐藤君の番手。しっかり付いて援護します!」

 

 

番手の仕事はきっちりこなす藤野。父譲りの技術はピカ一だ。だが、大ギアでカマシがメインの今の競輪では付いて行くのが精一杯で仕事をするとなるとそれ以上の脚が求められる。フレームをタテ脚使用に変更し、楽に付いて行くことでヨコの仕事もできだした。九州の若手自力選手にすれば心強いマーク選手。準決勝も佐藤壮志と共に決勝進出を目指す。