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京王閣競輪場のナイター競輪「ゴールドカップレース(GIII)」は29日、2日目を迎える。11Rの二次予選に出走予定の佐藤慎太郎に話を聞いた。
初日特選では北井佑季と眞杉匠が逃げる気満々だった。一旦赤板過ぎに押さえた眞杉を、北井がすかさず打鐘でスパート。ただ打鐘4角で松谷秀幸が落車するアクシデント。その動きを見極め新田が捲る。ただマーク小松崎大地は園田匠に割り込まれてしまったが、すかさず小松崎は追い上げを見せて最後は新田を差し切り1着。小松崎を追っていた佐藤は3着。
残り2周半くらい前から北井と眞杉が併走しお互いに先行する気配をバチバチに見せていたが、それを見ていた佐藤は「俺らにとっては北井と眞杉の先行の気持ちがどれだけあるかで出方が変わってくるけど、先行選手同士が気持ちを全面に出しているのは、やっぱり見ていてというか一緒に走っていて気持ちが良いよね」と別線の機動型を称える。
小松崎が新田との連係を外してしまったことについては「落車があると脚を削られるものだけど、大地はすかさず捲り上げるというか追い上げてくれたね。へっぽこな自力選手だったりすると、あのまま園田の後ろに収まって構えちゃうでしょ。そうせずにすかさず行ってくれた気持ちを見せてくれたところが大地の良いところだよね。ああいうのを見せられると、俺も3番手回りでも納得というか3番手を回ってもいいかなと思っちゃうよ」とこちらもベタ誉め。
更に二次予選のメンバーが発表され、坂井洋に付けることになった佐藤は「連係は何度もあるし、素晴らしい先行選手。何も言うことはないよ」と三度、褒め称えていた。