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玉野競輪「両備バス杯&CTC杯(FII)」は16日に2日目を迎える。A級準決勝(4R)を走る鳥海創に話を聞いた。
予選負けなしの鳥海は、この日も自らスタートを取ると突っ張り先行を披露。ラインを独占へと導き、初日の連勝記録を伸ばした。「そこは特にこだわっていないけど、ラインで決まる競走を心掛けていますね。そうなると、やっぱり『先行』ベースの競走です」と内容を重視する。
マークし2着の安藤宜明も「松戸(7月)で初日ワンツー、決勝(鳥海2着、安藤6着)と2回連係したけど、その時よりも強くなっているね」と鳥海の成長に目を見張った。
「師匠(染谷幸喜)には何かこうしろとかは言われていなくて、のびのびやらせてもらっている。今の課題は長い距離を踏めるようになること。あとは、1・2班に上がればレースの流れも違うと思うし、仕掛けどころでしっかり仕掛けることを意識して、一戦一戦やっていきたいです」と志を立てる。
準決勝は、鳥海に佐藤裕輝、東で連係すると思われたが、競られる可能性を考慮した佐藤が単騎を選択。それを聞きつけた同期の都築匠が番手を主張し、鳥海-都築-曽我部匡史-組橋一高で4車ラインに。都築は「強い選手の番手が空いているなら、他地区でも行きます」とキッパリ。
相手は森佑樹-兵動秀治と単騎の佐藤で、数的有利な鳥海と都築の逃げ差し争いに人気は集中しそうだ。