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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で8日から「PIST6 Championship」の「サードクォーター」が開催。優勝した村田瑞季に話を聞いた。
残り3周でインを切った吉本哲郎を松山桂輔が叩いて先行体勢に入る。
すると、残り2周で脚を溜めていた神田龍が巻き返しに出ると、前団3番手にいた村田瑞季が神田の動きに反応して併せてスパート。
そのまま後続を寄せ付けずに力強い走りで初の完全優勝を飾り、通算3回目のVに輝いた。(SA混合は2回目)
――優勝の要因は何でしょうか?(記者の背後には圧をかける小谷実の姿)。
優勝の要因ですか?えーっと…。同部屋の小谷先輩が勇気づけてくれたのが大きいですかね。(棒読み)
――作戦はどんなイメージでしたか?
決勝は4コースで中団だったので、切れたら自分で切るし、立ち回りを重視。特に警戒をしていたのは神田龍さん。
神田さんの動きをチェックして、併せて出るかスイッチしていくかを考えていました。バックで後ろを確認できたので、あとはゴールまで安全に走るだけだと優勝を確信した。
調子がひと息な感じもあったけど、その中でも勝ち負けに集中して走れた。展開も向いたし、現状の最善を尽くせたと思います。
――今後の目標を教えてください。
この優勝を弾みにして、高いモチベーションを維持して競輪も頑張りたい。今後はGIに出場して、自力中心の走りで上を目指していきたいと思います。
――笑顔のギャルピースも見られて、お客さんも喜んでいましたね。
去年8月の初出場からギャルピースをやっていて、僕のトレードマークとして今後も流行らせたいですね(笑)。