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松戸競輪場で開催された「オールガールズクラッシック(G1)」が4日に最終日を迎えた。 12Rの決勝前に以前から交流のあるという麻雀プロの滝沢和典とS級S班の脇本雄太がトークショーをおこなった。 (MCはMリーグの公式実況をしている日吉辰哉)
競輪ファンだけでなく麻雀ファンも多く集まり、始まる前から賑わいを見せていたのだが、
コラムの掲載もある滝沢プロが出ると聞きつけたトリマクリ記者はこのトークショーを心待ちにしていた。
まず、2人の交流のキッカケだが、
「以前から滝沢さんが競輪を買っていると知ってはいたんです。
ただ、オリンピックを控えたり忙しくてなかなか…。
声を掛けさせてもらったのはオリンピックが終わった次の月くらいだと思います」と話した脇本。
始めは脇本から見た滝沢プロの車券の買い方。
脇本「点数が少ないんですよ」。
滝沢プロ「バシッと取りたいんですよね。捻りすぎってよく言われるんですけど」。
MC「ちなみに何点くらいで買うんですか?」。
滝沢プロ「6点くらいですかね」。
その流れで決勝の買い目を聞いていたが、
[③-①⑥-全]とのこと。決勝の結果は③-⑥-①だったので、見事的中。
後々、そういえば…と気付いた新米記者は滝沢プロの買い方、上手いなぁと純粋に感心してしまった。
更に、今回の決勝の優勝賞金は700万とのことで700万あったらどうする?との質問。
滝沢プロ「まずは奥さんに相談しないと…」。
MC日吉「じゃぁ、頑張ったから500万使っていいよってなったら?」
滝沢プロ「車券(笑)。500万じゃあれだし、1,000万にして、1,500万くらいまで増やしたいですね」。
MC、脇本、会場含めて笑いに包まれた。
そして脇本へも質問したが、
MC日吉「脇本選手は1億円レーサーだからねぇ」と言ったが
「実はグランプリを獲ったときの賞金の使い道は決めていたんですよ。
未来の為の寄付として、ジムを作ろうと。強くなるために作ろうと決めているんです」
とコメントした脇本へは「おおっ!」という声と拍手が会場中から聞こえた。
麻雀プロの中で競輪が盛り上がっており、
競輪界でもトップの選手の中で麻雀が流行ってきているとのことで、
麻雀と競輪の話を交えながらのトークショーは終始笑い声が絶えず、
出演者もお客さんも大盛り上がりであっという間だった。
そして最後は
記者としてもだが、競輪ファンが気になるのは
オールスターで落車した脇本のケガはどうなのか、いつ復帰できるのかだろう。
「肩甲骨がポッキリいってしまった。
(医者からは)復帰は早すぎるって言われたけど、今月から練習を始めました。
来月、走れるかどうか。今年中までには復帰して車券に貢献したいですね。早くて競輪祭かな?」
とのコメントにその場にいたファンからは熱い拍手が送られ、トークショーは締め括られた。
※内容はトークショーの中の一部を抜粋させて頂きました