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松戸競輪のガールズケイリン「オールガールズクラシック(GI)」が2日に開幕。初日予選を走り終えたナショナルチームの梅川風子、太田りゆ、佐藤水菜の3人に話を聞いた。
梅川風子(9レース 1着) アジア大会には参加せず国内で調整
初手の位置が取れなくて上がってみて「どうかな」と思ったら、小林(莉子)さんが入れてくれて3番手に。本当は加瀬さんが駆ける前にとは思ったけど併されて、吉川さんも出て行く素振りがあって出切るのに時間がかかった。
(アジア選手権には出場せず)国内でしっかり調整して、いつもよりは準備ができた分、自転車とはマッチしている感じはあるけど緊張があった。どんなレースでも初日は緊張するので、今日よりは明日の方がリラックスして走れるはず。
国内レースを走る機会が少ないのでグランプリに出るには獲るしかないけど、まずは一走一走を大事にして、しっかりと自分の走りがしたい。
太田りゆ(10レース 1着) アジア大会でスプリント銅メダル
もう少し自信があって、落ち着いた判断ができていたら捲りでも良かった。でも、焦る気持ちもあって、2着までに入って勝ち上がりたいというレースでした。競技のスプリント種目でも得意な自分でペースを作って相手の動きに併せるという形に持ち込めたし、ダッシュ勝負で自分の武器を生かせた。グランプリのチャンスはここと競輪祭だけ。体的には絶好調じゃないけど、気持ちでカバーする。状態は日に日に上がると思う。
佐藤水菜(11レース 1着) アジア大会でケイリン、スプリント2冠
メンバー的にもダッシュで短い距離を踏むっていうよりかは、長い距離をロングスパートが得意なタイプの選手が多かった。なので、ジャンから全力で来られても良いように前々に踏もうと思っていたけど、隙を見つけて後ろを確認しながらペースに入れました。後ろとの車間が空いた分、よりペースに入れられた。
オールスターはラクをして勝ちに行くというか、そういう姿勢で失敗をしてしまった。その意識もあって明日の準決勝に向けても考えて走れたと思います。