【京王閣競輪Ｆ１ナイター】森田優弥「プレッシャーや緊張感をプラスに捉えて」

京王閣競輪「Odds杯Sちくま杯スポニチ杯（FI）」は1日に初日を迎える。S級決勝（12R）を走るに森田優弥に話を聞いた。

初日の森田は、緒方将樹が叩くと構えることなく間髪入れず叩き返して快勝。マークした木村隆弘は「自分が遅れてしまったけど、ホームで待っていてくれたので何とか…。森田君の強さは半端じゃない」と息も絶え絶え。

森田本人は「すごく緊張したけど、いいスタートが切れて良かった。立川記念を優勝して、その直後の別府では良いレースができなかったので」と安堵の表情を浮かべた。

　準決勝は、最終ホームで染谷幸喜－和田健太郎－石塚孝幸を叩いて一気に逃走。連夜の逃げ切りに思えたが、和田健太郎が外を強襲し森田は2着。

「前回の反省を生かしながら走れている。直前の合宿で乗り込んできたけど、疲れも体の感じも問題ないです」と納得の様子。

その一方で「やっぱり、立川記念を獲ってからプレッシャーや緊張感は大きくなったと思う」と胸中を吐露。「でも、眞杉もオールスターを獲って、眞杉自身もそういうプレッシャーを抱えていると思うし、自分だけじゃない。期待されることはいいこと、そういった緊張感をプラスに捉えて頑張っていきたい」と更なる高みを目指す。