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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で29日から「PIST6 Championship」の「セカンドクォーター」ラウンド21が開幕している。今節、参加している原田礼に話を聞いた。
今年8月の小倉競輪場で行われた『第17回吉岡稔真カップ争奪戦』。
色々な催しも行われ、盛り上がりを見せていた。
催し物の中に選手会ブースの一つとして、チャリティで競輪選手が作るサンドイッチが販売されていた。
記者は直前にSNSで知ったのだが、その選手とは巷ではグルメな競輪選手としても有名な"レイチェル"こと原田礼。原田が作る特製サンドイッチ『豚キムチサンド』が8月6日(日)に限定50個限定で販売された。
人前で調理したモノを実際に販売し、食べて貰うのは初めてだったようだが、
発売前から大盛り上がりだったようで開始前から32個の注文が入ったようだ。
「始まる前から自分のところだけ行列が出来ていたんですよ。
8月で暑い時期だったから整理券を配って、出来上がったら取りに来てもらうような感じ。
人前でやるのは初めてでどうなるのかなと思っていたけど、一気に32個作らなきゃいけない! っていうので緊張とかはどっかいきました(苦笑)」。
特製サンドイッチはかなり好評だったようで、15時から無くなり次第の予定だったそうだが、1時間半から2時間くらいで完売したようだ。
検車場で話すと普段から美味しいものを探している様子だったが、
特製サンドイッチも原田なりのこだわりが凝縮されていた。
今回のテーマとなっているのは"肉"。いい肉をお手頃に、組み合わせなども工夫しているという。
「出すからには美味しいモノを食べてもらいたいじゃないですか。
食材を組み合わせてどうすれば美味しくなるのか、実際に食べて、食べまくってこうした方がいいかなとか研究しているんです」と熱い気持ちを聞かせてくれた。
そして、好評だったこの企画を地元のビッグ開催の『第64回朝日新聞社杯 競輪祭(G1)』の後半2日間(11月25日(土)と26日(日)の予定)に行われるようだ。
そして、前回に続いてテーマは"肉"! のようだが、何かはまだ秘密ということで
「楽しみにして下さい」とニヤリとしながら言った。
原田は普段から競輪選手として知ってもらいたいという活動も行っているようだが、今回はまた違ったグルメな料理人としての顔も覗かせた。地元のビッグレースを原田が腕を奮って盛り上げたい。