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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で29日から「PIST6 Championship」の「セカンドクォーター」ラウンド21が開幕している。 2日目デイの順位戦B(2R)に出走予定の佐藤佑一に話を聞いた。
佐藤は9ヶ月前のフォースクォーターラウンド6(1/7~8開催)で悲願の初優勝。
自信も調子が上がって来たと感じていたそうだが、その後の小倉(1/31~2/2開催)決勝で落車をしてしまった。
ケガも大きかったのか復帰まで中214日と時間が掛かっていた。ケガの内容は鎖骨、肋骨の骨折に肺挫傷、肺気胸に脳挫傷だったそうだ。
「一番大きかったのが脳挫傷。ドクターストップが掛かっていたので、なかなか練習を始められなかった。
OKが出てから練習が出来たのは2ヶ月くらいですかね。しっかり練習が出来るようになったのはここ1ヶ月くらいです」。
「練習での感じはいい感じだなと思っていたけど、復帰してから走った現行競輪の2走は噛み合っていない感じでした。
走っていなかった時間が長い分、もっと走り込まないとですね」と話していた。
迎えた初日の予選は4着、6着で勝ち上がりは逃してしまった。
二次予選ではルーキーの斉藤樂に叩かれてはしまったものの、5.50の大ギヤで思い切った仕掛けを見せていた。
「これが今の現状ですね。皆からギヤが重たすぎると言われたんだけど、やっぱり自分はこのギヤで戦いたいと思っている。
悔しさはもちろんあるけど、このギヤを使いこなせるんだって思わせたいんです!
ここ(PIST6)は何度も走っているので、バンクの違和感とかは特にない。
まだ復帰したばかりだし、これから上げていくしかないですね」と悔しさを滲ませる場面もあったが、これからに向けて意気込んでいた。
まだまだ復帰したばかりで上積みしかない。
ここで優勝した時のように調子が上がって来たと笑顔で話す姿が楽しみだ。