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先行勝負で持ち味を発揮する小坂丈選手
9月24日に青森競輪場で「オッズパーク杯(F2)」ミッドナイト競輪がが開催される。
A級準決勝の7Rに出場する小坂丈選手に話を聞いてみた。
初日は5Rの予選に登場。同型の高橋義秋と鈴木達也を完封する逃げを打って最終4角は先頭だ。しっかり踏み直したように見えたが、絶好番手の須藤直道に差されて2着でゴールだ。
「今日(初日)は豊橋よりも長めの距離を踏もうと思って臨んだんですよ。自分が考えたとおりのレースができて、4角から踏み直す事もできた。ただ、長い距離を踏んだ分、残り30メートルくらいのところで甘くなってしまった。差された事は素直に受け入れますけど、やっぱり悔しいですね」とレースを振り返る。
「自分は2周駆ける気持ちでレースに臨んでいるんです。共同(G2)を見ていて、2周駆けても24秒くらい出すじゃないですか、それを見ていて凄いなあと思いました。自分なんか25秒かかるんですよ。だから、それを出せるように今は努力しているし、自分に足りないところも分かっている。A級のうちにキツいレースをやって力をつけていかないといけないし、S級で活躍する事が目標だから今が一番大事な時なんです」。
準決勝に向けて話を振ると、「相手は強くなるけど、自分のスタイルを変える事はしませんよ(苦笑)。本音を言うと、今回は積極的な自力型が少ないし、チャンスだと思ってここに来たんです」と不敵な笑みを浮かべる。