アオケイ・小田競・中部競輪・競輪研究4紙合同の競輪サイト
酷暑の中行われた平安賞決勝戦。鐘から一気に主導権を握った、追加斡旋の北井佑季が佐藤慎太郎の追撃を封じ、見事に記念初優勝のゴールを駆け抜けた。
まずは、数多く先行選手がいる中、自分を選んでくれた佐藤さんに感謝。もしかしたら単騎になっていたかも知れないので。レースでは作戦を色々と考えてはいました。山田さんが斬った後は突っ張りもあるかなと思いながら、前に踏み込んだ。出切ってからはしっかりと踏み上げて、後ろからのカマシを警戒しながら回していました。3番手に山田さんが入ったのは分かったけど、更にその後ろから坂井君、太田君が飛んで来るかも知れないし、引き付けながらですね。ゴールして1着と分かった時は素直に嬉しかった。先行に拘りを持っていたし、その走りで勝てたんで。今日付いてくれた佐藤さん、師匠、今まで支えてくれた同県の仲間にも感謝したいです。今回は追加で、次の立川記念、共同通信社杯と斡旋が詰まるけど、自分は空くよりは詰まった方が良いので。GⅠ、GⅡの舞台で決勝に勝ち上がって、自分の持ち味である思い切りの良さを出して、先行で勝負出来る様に切磋琢磨して行きたい。自分の優勝で、他競技から転身してきた人でも、上に行くチャンスがあると、証明できたと思う。