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松戸競輪場のナイター競輪「燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯(GIII)」は28日、3日目が終了した。最終日、4R S級選抜に出走予定の鈴木浩太に話を聞いた。
鈴木は今回が初めての地元記念出場。一次予選から同期の木村皆斗と主導権争いをするなど、なかなか厳しい地元記念初戦となった。
ただ、3日目はロング捲りを決めて、続く山本健也と地元ワンツーで今節1勝を決めた。
「みんなが脚を使ったお陰でラッキーな部分が大きいけど、判断もうまく出来て冷静に走れた。
ゴール後はお客さんのおめでとうっていう声援が凄かった。でも、緊張はしますね」と最後には苦笑いを浮かべる場面も。
今開催の話などをしていたのだが、初日の話の流れで鈴木が教えてくれたのは同期の木村皆斗とのやり取り。
「ここに来る前くらいに、木村皆斗から自分が現時点でヤンググランプリの選考順位が10位。
そして、皆斗が11位らしいっていう話を聞いたんですよ。
自分はどうしても走りたいっていうより、走った結果で乗れたら乗れたでいいかという感じ。
そのまま10位なら予備繰り上がりの可能性もありますからね」。
「ただ、皆斗に超されるのだけは嫌なので、なるべくこのまま意地する方向でいきたいんです」と対抗心を燃やして?いた。
鈴木はどちらかというと自分を客観的に見られるくらいに、冷静なタイプだと思っていただけに記者は驚いた。
最終日は後ろに師匠の山中秀将を連れてのレース。ここはしっかりと見せ場を作りたいところだろう。