ラインは家族みたいなもん　久樹克門

玉野競輪　３日目　１０Ｒ　１番車

久樹　克門　選手

記者｢風の強い日は小松島メンバーが強いですね。｣

久樹｢めっちゃキツかった～。風がヤバいっすよ。バックは流れるけどホームの所が強烈な向かい風で止まります。もうアレは壁っすよ。｣

記者｢力でねじ伏せて３着残りなら強いですよ。｣

久樹｢後ろに富（弥昭）さんと桜井（太士）さん付いてくれてたから行くしかないでしょ。ラインは家族みたいなもんですよ。｣

記者｢それいい言葉ですね。書かせて貰います。｣

久樹｢実は昔の競輪の番組で佐藤慎太郎さんと平原康多さんが『ラインとは』って質問に『家族みたいなもの』って答えていたんです。僕も一回、言ってみたかったんで（笑）。その時、オグ（小倉竜二）さんも出てたんですけど何て言ったと思います？『番組が与えたもん』って。アウトレイジ過ぎでしょ（笑）。あんなん言えるんオグさんだけですよ。｣

富｢エエ事言うなぁ。ほな明日も俺もそうやし、俺の家族分まで頑張ってもらおうか（笑）。｣

前回の佐世保では決勝を外してしまった久樹。直前に胃腸炎で体調を崩していたそうだ。今は体力も体重も戻り絶口調。決勝も準決同様に玉野は爆風の予報。風の強い日こそ普段から風の強いバンクで練習している久樹は実力を発揮する。決勝も富と富の家族まで守ることができるのか？！