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2日目の準決は3番手外併走からまくった亀井久幸にマーク。鈴木良太は余裕の差し切りで決勝進出一番乗りを決めた。
デビュー時からあまり自力を出してない印象があり本人に確認をしてみると「バック線? デビューしてから10回は取ってない。5回くらいだと思うよ。当時はB級デビュー。予選と準決はまくりで勝って、決勝は番手勝負。そんなスタイルで9連勝特進をしたけど、周りからはそんな選手はいないよと言われたね」。デビューしたての新人はある程度のところまで自力のレースをすることが多い中、独自のスタイルを貫けたのは「師匠の海野敦男さんが、自分の得意な走りで勝負することを許してくれたからですね。A級に上がって同県の先輩を後ろにホームで駆けたときもあったけど、2角でまくられたし(笑)」。早い段階で追い込みマークを自分のスタイルとしてS級まで上り詰めた。今期の競走得点は92点オーバー。このままいけばS級点を取ることが出来る。またS級の舞台で勝負する姿を見てみたい。