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小倉競輪ナイター 吉田昌司
23日より始まった小倉ナイター競輪「西日本スポーツ杯(F1)」は勝負どころの準決勝を迎えた。決勝に駒を進めた吉田昌司に話を聞いた。 初日特選はカカリが良い逃げを披露。マイペースで逃げ切るかと思われたが、岡崎景介の捲りが届いて2着に甘んじた。しかし、動きは軽快で、勝負どころの準決でも風を斬る走りに出てしっかりと逃げ切った。「何とか出切った感じでしたが、余裕なんて全くなし。ずっともがいていて終始視界ゼロでしたよ。とにかくキツイって感じのレースだったので少し休んで決勝に臨みたいと思います」と競走後に話してくれた。 小倉バンクは完全なるスピードバンク。出切るスピードのある吉田には合っている感じがするが「いやいや、小倉は回転力がないと走りきれない。どちらかと言えば自分の様な選手は風が吹き付けるようなコンディションの中で踏み合うような泥試合みたいな感じの方が合っている」と説明。 だが、必ずしも脚質に合っていないバンクでも結果を出す辺りはさすが吉田だ。決勝も外連味ない力強い走りを見せてくれそうだ。
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小田原モーニング競輪 初日を走り終えてインタビュー