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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で13日から開催された「PIST6 Championship」セカンドクォーターラウンド13が14日に幕を閉じた。 決勝(12R)で捲り切って最多6Vを達成した堀江省吾に話を聞いた。
――レースを振り返えると、残り2周で木村佑来選手が上昇してきたのに併せて上昇し、番手に入る形となりました。レースの展開はどうでしたか?
「佑来に併せた訳ではなく、誰も来なかったら残り2周では行こうかなと思っていた。本当にバッタリ合った感じです」。
――思った以上に動きがなかったかなと思ったのですが、堀江選手はどう思いましたか?
「6コースの畝木(聖)さんが動いて、佑来が押さえての自分はカマシかなと。動きがない展開は3番目くらいですかね。佑来の後ろが稲垣(裕之)さんと畝木さんだったので、もしかしたら動かない可能性もあるかなと思っていたので」。
――木村佑来選手の番手に入って、すかさず出るような形でしたね。優勝出来るかなというのはありましたか?
「実は今回は直前(決勝前)のローラーから調子が良かったんです。佑来と併さって、2番手になった時点で優勝出来るかもと。一息ついてからいった感じです」。
――表彰式でも言っていましたが、3月以来(ラウンド2)の優勝なんですよね。
「少し空いたし、何より前回(準決勝3着で敗退)の事があったので、前回の分も晴らせましたね。現行競輪ではPIST6を優勝したらその後の現行競輪でも優勝したりいい流れだったけど、4月に入ってから調子を崩して準決で飛んだりしたので。現行競輪含めて久々の優勝なので嬉しいです。やっとそのトンネルから抜けられたなと」。
――これがS級初戦で優勝。前検日の時にもここで優勝していい流れを作りたいと言っていましたが、その通りに。この後現行競輪で走るわけですが、今後の目標とかはありますか?
「いや、本当にそうですね。今開催の前から練習の調子も上がってきましたからね。今後ですか…そうですね。これから1年はS級の予定なので、この1年間での高い目標はG3の決勝に乗ることですね」。
――今回で最多6Vを達成した訳ですがいかがですか?
「最多優勝は特に気にしてはいなかったですが、結果として達成が出来たのは嬉しいですね。今後も変わらずにチャレンジャーとして挑んでいきたいです」。