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【PIST6】初代王者・雨谷一樹 「若い子相手でも力勝負をしたい気持ちもある」

2023/06/26

千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で26日から「PIST6 Championship」の「ファーストクォーター」ラウンド10が開幕する。 一次予選F(6R)に出走予定の雨谷一樹に話を聞いた。

 

3月の年間ファイナル振りの参加となる雨谷。直前は岸和田G1にも出場し、好走を見せていた。ただ、満足とはいかず悔しさを直前の練習にぶつけてきた。

 

「G1を走り終えて課題が見つかった。トップスピードやダッシュに関しては差はないけど、長い距離や踏んだり辞めたりのインターバル。長い時間キープするのが課題だと気が付いた。疲れはあったけど、そこを意識して追い込んだ練習をしてきました」とかなり気合を入れた練習をしてきたようだ。

 

やはり、PIST6で雨谷といえば『初代王者』。ただ、本人は「ここ最近優勝から遠ざかっていますからね。1年くらい優勝が出来ていないので、慣れてきてしまった自分もいます(苦笑)。レースを走るからには出し切るレースをしたい。自分は現行競輪では位置を取ってからのタテ。だけど、今回は若い子相手でも力勝負もしてみたい気持ちもあります」と若手相手に挑戦的。

 

そう。今節は117期の青野将大や119期の堀江省吾、121期の安倍大成と勢いのいい若手選手が数多く出場しておりかなりの激戦が予想される。
雨谷は立ち回りの巧さもさることながら、上位のスピードが武器。まずは軽く予選突破といきたいところだ。