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小松島競輪 2日目 3R 7番車
後藤 浩二 選手
記者「2月の大怪我からようやく調子が上がって来たみたいですね。現在、怪我の状況はどうなっているんですか?」
後藤「怪我は肋骨の前側7本と後ろ6本、鎖骨と肺血気でした。集中治療室に運ばれて一時は死も覚悟したくらい。もう競輪選手は続けられないかもって思ったよ。入院は2か月。先生からはあと1か月は入院が必要って言われたけど気が狂いそうになって出てきた。やっぱ外に出てバンクに来てみんなと会った方が楽しいし(笑)。諦めなくて良かった。今日は3着でもめちゃくちゃ嬉しい。今も鎖骨にプレートと肋骨にも業界初のチタンプレートが入っている。最初は踏めてなかったけど、今日は前に合わせてバック踏んでも脚がカツンと入っていた。人間の身体は凄いもんやね慣れてくる。まだまだ諦めんと頑張らないかんなぁ。」
54歳での大怪我は若い時とは違う。戻りも遅いし血のにじむような努力をした事を容易に想像できる。かなり点数を落とし厳しい戦いが続くが、まだまだ頑張ってほしい選手の一人だ。