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岸和田競輪「第74回高松宮記念杯競輪(GI)」は13日、初日を迎える。ガールズケイリン界を支えてきた選手たちに(児玉碧衣、奥井迪、小林優香、小林莉子)に話を聞いた。
▼9R 児玉碧衣(108期)
今年はリハビリから始まったけど、ワイヤーを抜いてから本来の自分の力を取り戻せた感じはあります。ワイヤーを抜く前は「もうトップを目指すのは無理かな?」って思うこともあった。抜いてから、最近は良いときのタイムも出せているし、感触は戻ってきたのでやってきたことをレースで出せれば、優勝を狙えると思います。
私はグランプリ出場には、もうGⅠを獲るしかないと思っているので。
これまでは1月からずっと賞金争いで、長い間ずっと気を抜けなかった。だけど、GⅠで優勝すればグランプリ出場が決まるので、短いスパンの目標が立てられて自分自身はプラスに捉えています。
ガールズケイリンがもっと盛り上がってほしいし、お客さんが食いつくようなレースをしたいですね。初日から気は抜けない厳しい戦いですが、全力で挑みたい。
▼10R 奥井迪(106期)
前走の取手からは中14日、普段通りに練習。自分の課題である最後の半周からの踏み上げと、4コーナーからの踏み直しを重点的にやってきました。
昨年はガールズケイリン10周年、今年は初のGⅠ開催。これからもっとレベルが上がっていくし、ガールズの新たな魅力の一つだなと感じていますね。
初のGⅠは私自身も楽しみですし、お客さんに良い走りを見せたい。いつも通り積極的に走りたいと思います。
▼11R 小林優香(106期)
腰痛が悪化して2場所欠場した。治療をしながら、1週間練習はできました。ここに向けては調整っていうよりは治療をしながらでしたが、準備の仕方は長い年月で培ったものがあるので。勝負どころを見極めて、しっかり1着を取りたい。
GⅠ新設は優勝すれば、グランプリ出場が決まるし、目標設定がしやすいですね。初代優勝者として名を刻みたい。
▼12R 小林莉子(102期)
初のG1開催ということで楽しみです。ここで優勝すればグランプリ出場が決まるので、緊張感も大きいですが、しっかりと優勝を狙っていきたい。気持ちが入りすぎても空回りするので、自然体で走れたら。お客さんにも本場へ来てほしいですね。
ガールズ1期生として色々な思いを繋いで、やっとできたGⅠ。みんなの思いも背負ってしっかり走りたいと思います。