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大垣記念の最終日です。
単発レースのレインボーカップA級ファイナルを終えた一~三着の3名のコメントです。
レインボーカップA級ファイナル 優勝 小林 令(山梨109期)
「スタートに関しては取れれば前。作戦は前か中団からでした。中島詩音君が行ける所から行って貰えばいいという感じで。自分は失格はできないから、失格しない範囲でできる事をすると話してました。単騎が三人いて、前取った時にフタされるリスクがあったけど、来てたのが上野優太君だけだったのですかさず行けたんだと思います。一瞬合わされると思ったけど、そこからまた行ったので強かったですね。前がかかっていたし、道中は冷静でしたるそんなに持っていかなくても(捲りが)止まる感じだったし。二コーナーではもう来れないなというペースでした。ただ、鈴木玄人君はそんなペースでも後ろまで来てたし強いですね。自分は勝てたからいいけど、中島君が失格で、それがとにかく残念。失格でなかったら一着―三着でしょ。せっかく来期から昇級して、その直前のレースで失格になると気持ちも下がるでしょう。そこはかわいそうですね。」
一着でも、やはり前の中島選手の失格で複雑そうな心境でした。
二着は宿口潤平選手(埼玉91期)
「作戦はもう後ろから。それしかないと思って。でも鈴木玄人君が全部やってくれたし、彼のおかげです。内がゴチャ付いていたし、最後は外を。もうとにかく思い切って踏むだけだと。ゴチャ付いていた分届いたけど、何も無かったら届いてなかったですね。一カ月早く昇級するけど、S級は今の自分とはレベルが高すぎるので、練習仲間に稽古つけてもらって力を付けたいと思います。」
鈴木選手の動きに乗って最後は伸びてきました。半年ぶりに戻るS級戦でどこまで戦えるか楽しみです。
三着は鈴木玄人選手(東京117期)
「スタートは後ろから、早めにフタをして動くつもりでした。九車立ては前々に戦わないとと思って。でも最低限の動きになっちゃいましたね。相手の自力をフタしていくイメージで。別線を動かして道中から最後まで勝負できるように温存していたので、その結果(力を)抑え気味になって捲れませんでした。結果的に繰り上がっただけで、ゴール前勝負では四着入線なので。結果は三着だけど、その(四着入線だった)現実は変わらないので、それを受け止めてこれから頑張らないと。」
繰り上がりではありましたが、昇級を決めた以上は持ち味の機動力を存分に発揮してほしいですね。