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完全復活が待ち遠しい岡崎智哉
「安定感の無さが今の課題」
37歳と年齢的には中堅の域だが、岡崎のレーススタイルはとにかく力勝負。先行捲りを駆使した「若さ溢れる」レースで何度も湧かせてきた。印象に残っているのは去年の地元宮杯。初日を力強い捲りで制すと二日目、三日目は地元のエース古性優作の前で一肌脱ぐ男気先行。4日間を通してシリーズを盛り立てた。
しかし、その後ヒットというヒットがない状態。2月の地元戦で準優勝が一回あったが、
そこからは下降気味。復活が待ち遠しい一人である。
「前回の武雄は肉離れ明け。練習不足もあって良くなかった。今回は練習できたし、前回よりは良くなっていると思います」と今回は期待が懸かる。
「安定感の無さが今の課題ですね。原因というか理由は何となく分かっている。ただ一個や二個じゃないので。一つ一つ課題を克服しながら強くなっていきたい。悪い状態でもG1を走れるような、そんな選手になれるように」。
前回が終わって今回は約16日間が空いた。本人も「練習できた」と言っていたし、武雄よりは仕上がっていると見ていいだろう。まずは初日の予選。完全復活へ向けて大事な一走になる。
アオケイ石濱