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小倉ナイターでチャレンジ決勝に勝ち上がった松下綾馬。難敵を退け初Vに向けて闘志を燃やす。
4日より開催されている小倉ナイター競輪「新星社杯(F2)」は勝負どころの準決勝戦を迎えた。チャレンジ戦の決勝に駒を進めた松下綾馬に話を聞いた。
押さえて踏み込んだ久保光司を強引に叩いて先制する。「久保君が踏んでいたのでもがき合いになるって思いましたよ。でも(あそこで引けないので)行くしかなかなって。ちょっとキツかったけど、後ろには真鍋さんが居たので、そこは安心でした」と話す。バックは後方から磯村蓮太にグングン捲りで差を詰められる展開となる。「実は初日が終わってからちょっとサドルの位置を変えたんです。そうしたら、どうもしっくりこなくて、踏んでいてもガタガタで綺麗に踏めませんでした。(セッティングは元に戻すとのこと)」。
決勝は何度も走っているが最高で準Vのみ。そろそろ優勝を決めたいところだ。「何度か優勝のチャンスがあったのですが、その度に『勝ちたい』という気持ちが強く、優勝を意識しすぎてダメになることが多かった。やっぱり力を出し切るということに集中していくことが一番なのかなと思っています」。
自然体で臨む決勝。強敵相手にどこまで勝負できるかに注目したい。