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4月30日から6月にかけて全4戦行われる「競輪ルーキーシリーズ2023」。 4月30日から6月にかけて全4戦行われる「競輪ルーキーシリーズ2023」。第1戦目となる宇都宮シリーズが30日から宇都宮競輪場で開催されている。 最終日の7R新人男子新人戦一般に出走予定の岡部伶音に話を聞いた。
予選①では松田昂己(茨城=21歳)と菊地圭(宮城=22歳)のもがき合いをひと捲りで白星スタートを決めた岡部。予選②は人気になっていたが、捲り上げるも外々浮かされる形となり4着。35名中7人と狭き門の決勝進出はお預けとなってしまった。
「勝ちにこだわり過ぎてしまいました。行こうと思ったところで皆に警戒されてしまって…。前のカカりもよかったですからね。このレースは勉強になりました」と話した。
プレデビューではあるが、初めてお客さんの前で走り車券の対象になる。生では聞けてはいないが、熱狂的なお客さんの超えがガラス越しには聞こえていた。
人気になっていた事もあり、4着でゴールした後は初めての『ヤジ』を経験。
「名前を言われたのは分かったし、初めてヤジを言われました(苦笑)。失敗して分かった事は多かったし、切り替えて修正したい」と気合が入っていた。
既に知っている人も多いかもしれないが、岡部伶音は『岡部芳幸(福島=66期)』の息子である。ほろ苦い経験もあったプレデビューではあるが、父の背中を追う岡部ジュニアの今後の活躍には要注目だ。