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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で27日、「PIST6 Championship」ファーストクォーター・ラウンド4の最終日が終了した。121期で2人目の優勝を掴み取った安倍大成に話を聞いた。
――優勝おめでとうございます。ダメかなと思いましたが、最後よく届きましたね。
「ありがとうございます。自分でもまさか届くとは思いませんでした。本当にラッキーです」。
――仕掛けようと思って一旦戻ったところもありましたね。
「最終1コーナーで(目の前の早坂秀悟に)併されてしまうと。同じスピード域だったので、無理矢理いっても後ろにいる田川(翔琉)さんに抜かれてしまうし。いや、いっていたとしても多分乗り越えられなかったですね。本当に前が良いスピードだったんです」。
――前回のPIST6から中5日での参加となりましたが、今節はシリーズを通していかがでしたか?
「連日の疲れですかね。踏み出した時とかはやっぱり重たい感じがあったので。どうしても早めの仕掛けになるとタレてしまっていたので、今後は航続距離を伸ばしていきたい」。
――現行競輪に生かせそうな事はありそうですか?
「そうですね。気持ちの持ち方ですかね。競輪選手としてデビューをしてから、競輪の踏み方が出来ていなくてずっと悩んでいる。 やっぱり自分はこっち(自転車競技としてのPIST6)方が自信を持てているんです。乗り方ももちろんだけど、もっと余裕を持って仕掛けられるようになれるといいですね」。
――優勝した皆さんに聞いているのですが、優勝賞金の使い道は?
「今考えているのは(現行競輪の)自転車のフレームですかね。周りに聞いてもフレームが大事って聞くので。カーボンはS・M・Lだけど現行ではミリ単位。何個か気になっているのがあるので注文して自分に合ったフレームを見つけたいです」。
――ちなみに次のPIST6の予定は?
「来月に入っています(5月24、25日開催)。連覇をしたいのはもちろんだけど、今回は決勝で小さいレースをしてしまったので、まずは決勝で仕掛けられるようにしたい。前回の初参加時は押し切れなかったので。いこうと思ったところで仕掛けて、力で押し切れるようになりたいですね」。