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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で22日から「PIST6 Championship」の「ファーストクォーター」ラウンド3が開幕。2日目準決勝A(4R)に出場する鈴木伸之に話を聞いた。
PIST6は今回で17度目の参戦となる鈴木伸。タイムトライアルでは10秒723と、精彩を欠く自己ワースト3番目のタイム。
しかし、レースになってみれば1次予選、2次予選と豪快な捲り2連発で自信初の連勝を飾った。
「タイムトライアルが良くなかったので、ギヤとセッティングを全て換えた。指定練習での感触も良かったので、戦えそうな感じはありましたね」と明かす。
具体的な調整箇所を聞くと「セッティングはガラリと換えすぎて、何がどう良くなったのかは正直分からない(笑)。でも、ハマっている感じはする。大ギヤも踏んでいて余裕があるし、自分には合っているのかな」。
これまで鈴木は4.85倍のギヤをベースに俊敏に立ち回るレースが多かったが、今回5.50倍までギヤを上げた。踏み出しや加速も見ている方は力強く感じたし、何より連勝したことで気持ち的にもノっていけるはず。
準決勝Aは皿屋が中心となりそうで、焦点は次位争い。若い滝本や渋谷のスピードはもちろんだが、組み立ての甘さを考えると鈴木を推したい。鈴木は組み立てがしっかりしているだけに、大ギヤを武器に4度目の決勝進出なるか注目だ。