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玉野競輪 1日目 7R 6番車
山本 宏明 選手
記者「山本選手の弟子は大物になっていきます。教えるのが上手なんですね。」
山本「弟子はみんなエエようになるけど、俺がアカン。おいてけぼりや~。どこかレーシングチームで雇ってくれんかなぁ(笑)。」
記者「教えるときにコツとかあるんですか?」
山本「あんまり考えてないね(笑)。基本的なセッティングでしばらく乗らせて様子を見る。1ヶ月もしたら身体が自転車に馴染んで沈み込んでくるから、そこでちょっと微調整ってくらい。あとは本人の脚質とかも考慮してどうすれば伸ばしていけるかって考える。」
記者「太田竜馬選手はもちろん、久田裕也選手も伸びて来ました。山本選手の指導は長所を伸ばすのか、短所を補うのかどちらのスタイルが多いですか?」
山本「そりゃどっちも大事だから両方やるけど、長所を伸ばしてやりたいって方がちょっと強いかな。」
記者「今は女の子を面倒見ているんですよね。」
山本「姉妹で頑張っとるね。それともう一人増えた(笑)。(室井)蓮太朗の同級生なんやけど、これが特殊で(室井)健さんと僕の二人で面倒見ている。僕は姉妹を見ているから手が一杯って言ったんやけど、健さんに二人で面倒みようやって言われて。」
記者「弟子がどんどん成長して、山本選手も刺激を受けますか?」
山本「もうそんな歳ちゃうで(笑)。どう凌いで行くかや。ちょっと前に大腿四頭筋の筋断裂やってしもうて。アタ(阿竹智史)といっしょにウェイトジャンプしよったんやけど、その時は何でもなかったのに後からきた。その怪我も癒えてきたから、ちょっと踏めるようになってきた。ここらへんで競走得点も上げていきたいね。」
アマチュアの指導も行う山本は教え上手。弟子はどんどん開花していく。本人は少し低迷していたが、怪我も癒えて状態は上向きとのこと。明日も中国勢追走から活路を見いだす。