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小田原記念 北条早雲杯争奪戦G3 最終日を終えて

2023/04/16

小田原競輪開設74周年記念・北条早雲杯争奪戦の決勝戦が終わりました。



連日の熱戦を制し、優勝したのはこの人!



小田原記念決勝 優勝者 郡司 浩平 (神奈川99期)


「普通にスタートは取り負けました。その時は後ろからと言う事も想定してました。あとは深谷さんの仕掛けるタイミングでと思って。青板バックで仕掛けた時に、別線は反応してなくて、もう一本棒の展開になって別線は来れないペースでした。バックが凄く重たくて、それが深谷さんの強みだったのも大きかったですね。でも、後ろに付いていても凄く苦しかったです。ラインで出切ったけど、初日に眞杉君に来られていたし、新田さんも来るだろうし。二日目に自力を出していた分、踏み出してから良いペースで踏み込めたと思います。四コーナーの所で誰も来てませんでしたからね。優勝できて嬉しいですし、地元で(大きい)レースが続いて、気持ちも乗るし、先につながると思います。あとはまた気持ちを入れて、次のダービーまで二週間ちょっとあるので練習して気を引き締めたいと思います」


今年二月の静岡記念以来、通算で17回目の記念優勝を飾りました。おめでとうございます。



二着になったのは、実力者のこの人


小田原記念決勝 2着 新田 祐大 (福島90期)


「眞杉君があんなに引くとは思わなくて。それで深谷君もとんでもないスピードで駆けていて、付いていた郡司君に聞いてもらったらわかると思いますけど、後ろも結構きつかったと思いますよ。僕も眞杉君もそうだと思うけど、風が凄くて仕掛けるタイミングを計るのも難しかったですね。南関勢が後ろにピタッと付いていて、敵ながら見事だと思ってました。眞杉君の巻き返しに併せたのではなく、自分のタイミングで捲りました。郡司君も番手から行くと思っていたし、三コーナーの所も爆風で、思い切り踏み上げるとスピードが止まりそうな感じでしたね。今回は前回から中二日で、前回にしても今回にしてもしっかり練習して、調整なしでどれだけ苦しい状態から成績を残せるかだったけど、優勝こそできなかったものの最低限の結果は残せたのかなと。そこは大きかったですね。それを持ち帰って、ダービーまでしっかり体調も整えながら備えてきたいと思います」


最後を締めたのはやはりS級S班の実力者でした。



来月にはいよいよ平塚競輪で日本選手権競輪・競輪ダービーが開催されます。

実力者が集まる大会でこの二人をはじめ、他の実力者たちの熱戦にご期待ください。



四日間ありがとうございました。