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高知競輪 4日目 12R 決勝
中四国勢の並びが決まるまで
記者「決勝は四国が犬伏選手、宗崎選手。広島が松浦選手、町田選手、才迫選手です。中四国でいうと5人居ます。」
松浦「世連が5番手でもいいって言っても分断されるのは目に見えているでしょ。犬君も太我の番手は回れないでしょ?」
犬伏「それはちょっと…。やるなら前です!」
松浦「だよね。割り切って別線は仕方ないね。じゃ開はどうする?番手?先頭(笑)?3番手?」
才迫「(笑)。俺は乗れただけで十分。本当に犬伏君に感謝。もちろん3番手!」
松浦「じゃ太我の番手に行きます。太我がデキ過ぎでしょ(笑)。準決は踏むポイントも踏み出しもベストだった。強い!」
町田「やり過ぎちゃいましたね(笑)。脇本さんと当てられて完全に当て馬って思っていたのに。もう高知バンク大好き!全国のバンクが500になって欲しいです(笑)。めっちゃ自信になりました。」
記者「町田選手。レース直前に売店に走ってきていましたね。」
町田「控えで集中していたらレーサーパンツの股間の部分に穴が空いてたんですよ!テレビに写ったら恥ずかしいから慌てて買いに行って着替えました。」
記者「なんかニヤニヤして集中していないなって見てしまいました。」
町田「めっちゃ緊張してたんですよ。あれで程よく和らいだのが良かったのかも(笑)。緊張と緩和ですね。」
記者「じゃ四国は犬伏選手が先頭で?」
犬伏「はい。力勝負します。町田君とはS級に上がってすぐに対戦したことがある。お互い脚質が真逆だからどうなるか。僕は町田君みたいに長い距離はキツいので考えて走ります。」
記者「宗崎選手は犬伏選手の番手でいい?」
宗崎「勿論!離れないように付いて行きたい。」
記者「宗崎選手は昨年の地元記念に続いてのファイナリスト。地元戦に強いですね。」
宗崎「ほんまに番組さんのお陰ですよ。自力なのに気を使って番手を用意してくれてるでしょ。ありがたい。それしかないですよ。でも、毎日強い自力選手の番手を回って、もう自分の自力に自信が無くなってきた(笑)。」
記者「今節は松浦選手に自力選手からの逆指名がいっぱい出ていました。それだけ自力選手に信頼されているって事ですね。」
松浦「それは嬉しい事ですね。今までやってきた事が評価して貰えているって事だから。」
記者「中四国の若手がどんどん力を付けて成長していますね。」
松浦「それは本人の吸収する力。太我も犬君も(太田)海也も。本当に強くなる事に貪欲だし、素直に聞いて受け入れる。だから強くなる。僕やオグさん(小倉竜二)の言っている事を信用して聞いてくれるからですよ。この先が楽しみですね。明日は中四国みんなでゴール前勝負出来るのが理想。先頭を走る犬君も太我も調子がいいから楽しみな一戦になる。」
別線を選択した中四国勢。これは犬伏と町田にとって高知記念決勝もまだ通過点だという事。将来タイトルを獲るために自分の持ち味をフルに発揮する。