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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で7日から『PIST6 2023ラウンド1』が開幕する。初日 一次予選E(5R)に出走予定の青野将大に話を聞いた。
青野は今期からS級1班に昇班。着々と力を付け、3場所前の久留米開催では初日特選1着スタートからの完全優勝を決め、前走の別府でのウィナーズカップ(G2)では初の特別競輪を走り、連日積極的な走りを見せていた。
「F1戦でも決勝に乗れるようになったし、初日特選も決勝メンバーと同じ感じなので(S級)1班になったからって特に変わったことはないですね。前回のウィナーズでは一次予選で勝ち上がれなかったから、上のレースは走れなかったけど特別何かいつもと違う感じはなかった。これから記念優勝やもっと上のレースを走っていけたらいいですね」と話してくれた。
現在はホームバンクの川崎競輪場が改修工事で使えないこともあり、平塚競輪場で練習。川崎を使っていた選手からは「平塚までの移動が大変で…」という話もよく聞いていたが、「平塚までは遠いので大変。でも、自分はバンクの感覚が大事なので時間がかかっても練習に行っています。練習での上積みはないかもしれないけど、やれることはやっています。あと半年くらいの辛抱ですかね(苦笑)」。
大変さはあるようだが、平塚メンバーとの練習ではいい刺激をもらっているそうだ。
今回は約4ヶ月振りにPIST6へ参加。タイムトライアルは10.619(ベストタイムは10.425)で11位スタート。「久々に走ったので走り方を失敗しました。上板でペースを上げきれなかった。でも、脚は問題ないですよ。1着を取れるように走りたい」とレースに向けて意気込んでいた。
過去3度の優勝を誇る青野。一次予選は(5R)はルーキーの岸田剛に永澤剛と同じ番組で予選から激しい戦いとはなりそうだが、まずは予選突破に期待したい。