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立川競輪場で5日、奥井迪の500勝達成報告会が行われた。多くのファンが駆けつけると、奥井はファンへの感謝の思いを伝えた。その模様をお届けする。
3月20日に前橋競輪場・ガールズ予選②(2日目)に通算500勝を達成。デビューから8年11ヶ月10日での達成は、ガールズケイリン史上最速記録となった。
――冒頭あいさつ
こんなに集まっていただけると思っていなかったので、本当にありがたいです。500勝達成は、こうやって応援してくださるファンの皆さんがいての自分、今があるのだと思います。
――達成までについて
本当にあっという間でしたね。いつ何百勝を迎えたという記憶がないぐらい、時間が通り過ぎていきましたね。多分、すぐに最速記録は児玉(碧衣)選手に抜かれるんでしょうけど(笑)。達成を速く迎えられたのは、怪我なくずっと走ってこられているのが一つの要因なのかなと思います。
――デビューした頃と比べて、コンディションづくりで変わったことは
前は何も気にせずガムシャラに練習をして、食べたいものを食べていた。年齢を重ねてきて、「いかに疲れを残さないようにするにはどうしたらいいか」を考えて生活しています。練習方法は、昔はとにかく量でしたが、今は量よりも質重視ですね。
――ガールズケイリン10周年について
自分はデビューして10年を迎えていませんが、ガールズケイリンが10年を迎えられたのは、応援してくれるファンや車券を買ってくれるお客さんの存在があってこそだと思います。そういった意味では支えてもらってありがたいなと思っています。
――ガールズケイリンの魅力について
ラインがある男子とは違って点の競走になってくるので、予想がしやすく車券も買いやすいと言いますか。ガールズはイベントが多いので、お客さんとの距離も凄く近いっていうのも魅力だと思います。(コロナが緩和されて)競輪場で聞こえる声援は嬉しいですね。
――昔からスタイルが変わらない、みんなが納得するレースをしてくれるのが奥井選手
自分の信念を変えずに選手生活9年目を迎えているのは、自分の良いところの一つなのかなと思います。こうやってみなさんに拍手してもらえるというのは、応援してもらえていると思う。できる限り、今のスタイルでこれからも頑張りたいですね。
――年末の立川グランプリについて
普段の開催もそうですが、立川を走るというのは私は凄く特別な思いで走っていて。何年か前の立川グランプリを走らせてもらったとき、選手生活の中で過去1番の熱い声援を送ってもらえて、お客さんから感動をもらえた。もう一回、あの舞台で走りたいなとは思っています!
優勝して、またこうして報告会ができたら本当に嬉しいですね。
――最後に、抱負とメッセージ
お集まりいただき、ありがとうございました。前回、立川を走ったときに声援が少なくて、「私って立川の競輪ファンのみなさんに認知されていないな」と感じたので(笑)。まだまだ、ファンのみなさんに認めてもらえるように頑張ります。応援してもらえる走りをしていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします。