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四日市記念競輪ナイター 決勝戦

2023/04/04

四日市記念競輪、S級優勝は浅井康太!ガールズ優勝は久米詩!


 毎夜、熱戦が繰り広げられた四日市競輪ベイサイドナイトドリーム。有終の美を飾ったのは嘉永泰斗と初連係ながら直線で鋭く伸び、地元の大声援に見事応えた浅井康太。レースは新山響平の番手が競りで、序盤から行くタイミングを探っていた所を前受けの嘉永がスピード良く突っ張り主導権。それでもS班の意地で新山がホームから裸カマシに。叩かれ、それを追った、嘉永と浅井。バック付近では三番手の渡辺十夢の仕事も光った。直線で嘉永が前に踏み、浅井が外を踏んでゴール前勝負で踏み勝ち、見事に地元優勝。戦い終えた浅井は「ずっと記念の優勝から遠ざかってたので、この地元で優勝は本当に嬉しい。試行錯誤しながら、強い気持ちを持って臨みました。レースは全て嘉永君にお任せで。自分が勝つ気で行ってくれたらチャンスあるからと話していて。道中もしっかり仕事は出来たと思う。ただ、直線勝負になった時、必死過ぎて前歯が出たと思う。そこは勘弁してください。最後は諸橋愛さんも伸びていて、自分もそれ以上に伸びた確信はあった。だから、すぐにGPの時みたいに両手ガッツポーズは考えた(笑)。まだ40歳手前。まだまだやれると思ってるし、これからも頑張ります」。





 四日市G3ナイターガールズ決勝の初手は高尾貴美歌。以下太田美穂―久米詩―国村美留莉―下条未悠―中野咲―山口伊吹の順で周回。打鐘過ぎに下条、さらに太田が叩き、出切って先行。一センターから久米が捲って、前団を飲み込む。追っていた山口を振り切って優勝を決めた。「スタートで前の方を取って、美穂さんと下条さんが主導権争いになると思って、そこを見極めて。内に詰まってしまわないようにだけ気を付けていました。下条さんが下がって、私の所までさがったらまずかったけど、その前には行けました。捲れたし脚は良かったけど、連日話したように直線の長さが気になって最後は詰め寄られるんじゃないかと。振り切れたのは大きいですね。初日に(柳原)真緒さんが欠場して、シリーズで私が点数上位だったので責任は果たせたのかなと。四日間波が無かったのは良かったです」。


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